#8 そうだ、ハ〇ーワークに行こう。
空欄の場合「鏡華」になります。
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「あり?旦那たちじゃないですかィ。こんな所で何呆けてるんで?」
ボーッと団子を食べている銀時たちに、ふと声をかける人物が現れた。
カッチリした制服に帯刀しているが、帯刀した刀からはイヤホンが伸びてそれを耳にしており、口元はクチャクチャと風船ガムを噛んでいる。いかにも若者らしい若者である。
「おうおう、クソガキじゃねーアルか。何アルか?わざわざ声掛けたのは構ってもらいたいアルか?かまってちゃんアルな〜?」
神楽が立ち上がり、オラつきながら若者に突っかかる。若者はというと、変わらずガムをクチャクチャしながら神楽に対峙した。
「あ?なんでェチャイナ、無駄に文字数多いじゃねェか。オメーこそかまってちゃんか?」
若者のレスバに「なにをををを!!」と神楽が突っかかる。さすがに若者が誰か分からない鏡華がコソッと銀時に尋ねた。
「銀時、この子誰?」
「あー、オメー初めて会うんだっけか。真選組の沖田総一郎君だよ。」
「総悟でさァ旦那。ところで、そちらの別嬪さんはどちらさんで?旦那のコレですかィ?」
そう言って沖田が小指を立てた。速攻で鏡華が「違います」と否定したが、耳は真っ赤になっていた。だが銀時はそれに気付かず、上からタライが落ちたようなショックを受けガックリと肩を落とした。
そんな銀時を置いといて、鏡華が沖田にペコッと頭を下げた。
「どうも初めまして。泉鏡華と言います。お若いのに真選組だそうで。いつも銀時たちがお世話になってます。」
「おネエさん違うアル。私たちがコイツらのお世話してやってるネ。」
鏡華の言葉を神楽がペッと唾を吐き捨てて否定する。どうやら神楽と沖田は仲が悪いようだ。
「いつも俺らがテメーらのお世話してやってるだろィ。あ、どうも沖田です。旦那の知り合いでまともに挨拶出来る人初めてでさァ。貴重ですねィ。」
「……なんか別のところでも似たようなこと言われたことあるわ。銀時、あんたどんな付き合いやってんのよ……」
鏡華はジト目で銀時を見たが、銀時はサッと目を逸らし無言で団子を頬張った。
「沖田さんはパトロールですか?」
新八が沖田に尋ねる。沖田は鏡華の横に座ると団子を注文した。
「そんなもんでさァ。休憩しながら市民の困り事を探してんでさァ。」
「言い方それっぽいけど要はサボりじゃねーか!」
「てかオイ、何ナチュラルにソイツの隣座ってくれてんの?他にも空いてるとこあるだろ?」
団子をモグモグと食べながら返事をする沖田に新八はツッコみ、銀時は串で差しながら不機嫌そうな顔をしてボヤく。気にせずモグモグと食べる沖田を見て、挟まれた鏡華は「大物だなァ」と思うのだった。
「そしたら聞いてくれよ沖田くん〜。私さァ昨日急に職場クビになるわ、ハ〇ワ行ったら追い返されるわで散々なのよ。なんかいい仕事ない?」
天を仰ぎながら沖田に話しかける鏡華。「へー」と団子を食べながら沖田が相槌を打つ。
「それは大変ですねィ。お仕事は何だったんで?」
「医者だよォ。大江戸病院で働いてたのよ。」
医者ですか……と呟く沖田。お茶を一口飲むと、鏡華の方を振り向いた。
「実はですね、ウチの常勤医だった先生が高齢で辞めちまいまして。丁度募集かけようとしてるとこだったんですよ。もし良かったら紹介しますけど、どうですかィ?」
「へ?」
沖田の予想だにしていなかった提案に鏡華の目が丸くなる。そして隣にいる銀時が、口をあんぐりと開けワナワナと震え出した。
「ちょッ……ダメだダメだァ!!そんなヤローだらけのところにコイツをやれるかァァァ!!」
「ちょっと、なんであんたが断るのよ!!分かってる!?公務員だぞ!?安定した職だぞ!?これ以上いい物件がある!?いや無い!!」
「何反語使ってんだバカヤロー!!公務員だからっつってもなァ、コイツらはチンピラ警察だぞ!?何されるか分かったモンじゃねーよ!!やめとけやめとけ!!」
「やめるかァァ!!このチャンス逃してたまるか!!」
ギャーギャーと言い争う二人を見ながら、団子を片手に持った沖田が新八に声をかけた。
「あの二人はどういう関係でィ?」
「えっ?あぁ、泉さんは銀さんの昔馴染みらしいです。だからあの距離感じゃないんですかね?」
へェ……と団子を食べながら沖田が相槌を打った。
「アンタ……泉さん?専門はなんですかィ?」
「ん?専門?外科だねェ。」
銀時と言い争う鏡華が銀時を制しながら答えた。一方銀時はまだギャーギャーと騒いでいる。
「こりゃウチにピッタリじゃねーすか。ウチは切った張ったが多いんで外科の先生は助かりまさァ。」
「オイコラ総一郎君!!ウチの子をそんな物騒な職場に勧誘するんじゃないよ!大体テメーらンとこは女人禁制だろーが!!」
「誰がウチの子だゴラァ!!……て、えっ女人禁制!?」
だんだんと二人が手が出るような言い争いになってきたため、ヤレヤレと新八と神楽が呆れながら止めに入った。一方『女人禁制』という言葉に動揺を隠せない鏡華に、沖田が説明する。
「真選組自体は女人禁制ですがね、それ以外は別に大丈夫でさァ。看護婦も居やすぜ。」
沖田はそう言うと、新八と神楽が二人の諍いを止めてる間に携帯を取りだし、どこかに電話をかける。沖田が少し喋り、電話口から怒号が聞こえたと思ったら直ぐに電話を切ってしまった。
「とりあえず土方さんに連絡しやしたから。今から面接出来るそうです。行きますかィ?」
二人の言い争いに負けない声量で沖田が鏡華に呼び掛ける。
その呼び掛けに、神楽に抱きしめられて止められている鏡華は食い気味で「行きます!!」と元気よく返事し、対する銀時の顔には斜線が入ったのだった。
ボーッと団子を食べている銀時たちに、ふと声をかける人物が現れた。
カッチリした制服に帯刀しているが、帯刀した刀からはイヤホンが伸びてそれを耳にしており、口元はクチャクチャと風船ガムを噛んでいる。いかにも若者らしい若者である。
「おうおう、クソガキじゃねーアルか。何アルか?わざわざ声掛けたのは構ってもらいたいアルか?かまってちゃんアルな〜?」
神楽が立ち上がり、オラつきながら若者に突っかかる。若者はというと、変わらずガムをクチャクチャしながら神楽に対峙した。
「あ?なんでェチャイナ、無駄に文字数多いじゃねェか。オメーこそかまってちゃんか?」
若者のレスバに「なにをををを!!」と神楽が突っかかる。さすがに若者が誰か分からない鏡華がコソッと銀時に尋ねた。
「銀時、この子誰?」
「あー、オメー初めて会うんだっけか。真選組の沖田総一郎君だよ。」
「総悟でさァ旦那。ところで、そちらの別嬪さんはどちらさんで?旦那のコレですかィ?」
そう言って沖田が小指を立てた。速攻で鏡華が「違います」と否定したが、耳は真っ赤になっていた。だが銀時はそれに気付かず、上からタライが落ちたようなショックを受けガックリと肩を落とした。
そんな銀時を置いといて、鏡華が沖田にペコッと頭を下げた。
「どうも初めまして。泉鏡華と言います。お若いのに真選組だそうで。いつも銀時たちがお世話になってます。」
「おネエさん違うアル。私たちがコイツらのお世話してやってるネ。」
鏡華の言葉を神楽がペッと唾を吐き捨てて否定する。どうやら神楽と沖田は仲が悪いようだ。
「いつも俺らがテメーらのお世話してやってるだろィ。あ、どうも沖田です。旦那の知り合いでまともに挨拶出来る人初めてでさァ。貴重ですねィ。」
「……なんか別のところでも似たようなこと言われたことあるわ。銀時、あんたどんな付き合いやってんのよ……」
鏡華はジト目で銀時を見たが、銀時はサッと目を逸らし無言で団子を頬張った。
「沖田さんはパトロールですか?」
新八が沖田に尋ねる。沖田は鏡華の横に座ると団子を注文した。
「そんなもんでさァ。休憩しながら市民の困り事を探してんでさァ。」
「言い方それっぽいけど要はサボりじゃねーか!」
「てかオイ、何ナチュラルにソイツの隣座ってくれてんの?他にも空いてるとこあるだろ?」
団子をモグモグと食べながら返事をする沖田に新八はツッコみ、銀時は串で差しながら不機嫌そうな顔をしてボヤく。気にせずモグモグと食べる沖田を見て、挟まれた鏡華は「大物だなァ」と思うのだった。
「そしたら聞いてくれよ沖田くん〜。私さァ昨日急に職場クビになるわ、ハ〇ワ行ったら追い返されるわで散々なのよ。なんかいい仕事ない?」
天を仰ぎながら沖田に話しかける鏡華。「へー」と団子を食べながら沖田が相槌を打つ。
「それは大変ですねィ。お仕事は何だったんで?」
「医者だよォ。大江戸病院で働いてたのよ。」
医者ですか……と呟く沖田。お茶を一口飲むと、鏡華の方を振り向いた。
「実はですね、ウチの常勤医だった先生が高齢で辞めちまいまして。丁度募集かけようとしてるとこだったんですよ。もし良かったら紹介しますけど、どうですかィ?」
「へ?」
沖田の予想だにしていなかった提案に鏡華の目が丸くなる。そして隣にいる銀時が、口をあんぐりと開けワナワナと震え出した。
「ちょッ……ダメだダメだァ!!そんなヤローだらけのところにコイツをやれるかァァァ!!」
「ちょっと、なんであんたが断るのよ!!分かってる!?公務員だぞ!?安定した職だぞ!?これ以上いい物件がある!?いや無い!!」
「何反語使ってんだバカヤロー!!公務員だからっつってもなァ、コイツらはチンピラ警察だぞ!?何されるか分かったモンじゃねーよ!!やめとけやめとけ!!」
「やめるかァァ!!このチャンス逃してたまるか!!」
ギャーギャーと言い争う二人を見ながら、団子を片手に持った沖田が新八に声をかけた。
「あの二人はどういう関係でィ?」
「えっ?あぁ、泉さんは銀さんの昔馴染みらしいです。だからあの距離感じゃないんですかね?」
へェ……と団子を食べながら沖田が相槌を打った。
「アンタ……泉さん?専門はなんですかィ?」
「ん?専門?外科だねェ。」
銀時と言い争う鏡華が銀時を制しながら答えた。一方銀時はまだギャーギャーと騒いでいる。
「こりゃウチにピッタリじゃねーすか。ウチは切った張ったが多いんで外科の先生は助かりまさァ。」
「オイコラ総一郎君!!ウチの子をそんな物騒な職場に勧誘するんじゃないよ!大体テメーらンとこは女人禁制だろーが!!」
「誰がウチの子だゴラァ!!……て、えっ女人禁制!?」
だんだんと二人が手が出るような言い争いになってきたため、ヤレヤレと新八と神楽が呆れながら止めに入った。一方『女人禁制』という言葉に動揺を隠せない鏡華に、沖田が説明する。
「真選組自体は女人禁制ですがね、それ以外は別に大丈夫でさァ。看護婦も居やすぜ。」
沖田はそう言うと、新八と神楽が二人の諍いを止めてる間に携帯を取りだし、どこかに電話をかける。沖田が少し喋り、電話口から怒号が聞こえたと思ったら直ぐに電話を切ってしまった。
「とりあえず土方さんに連絡しやしたから。今から面接出来るそうです。行きますかィ?」
二人の言い争いに負けない声量で沖田が鏡華に呼び掛ける。
その呼び掛けに、神楽に抱きしめられて止められている鏡華は食い気味で「行きます!!」と元気よく返事し、対する銀時の顔には斜線が入ったのだった。
