#8 そうだ、ハ〇ーワークに行こう。
空欄の場合「鏡華」になります。
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「泉さんすみませんね〜。ちょ〜っとお探しの求人はないですね〜。すみませんね〜ご期待に添えず〜。はい〜。」
《佐藤》と書かれた名札を提げ、眼鏡をかけた年配の女性が、憎たらしい顔と声で言い放つ。対面に座る鏡華の額に青筋が浮き上がった。
荷物を自宅に置いたあと、鏡華たちはハローワークに来て早速求人を探していた。担当になったクソババアが「お調べしますね〜」と席を離れた後、なんと二時間以上待たされた。その挙句、ようやく帰ってきたと思ったらこの対応である。割と我慢強いと自負する鏡華でも、額に青筋が浮き上がるのは致し方ない。
ただ青筋が浮き出るだけなら良かったのだが、青筋がプチンと切れ手も出てしまった。鏡華の手がカウンターを飛び越え、クソババアの胸ぐらを掴み持ち上げた。
「ねェオバチャン〜??私ら二時間以上待ってたんだけどォ〜?何?『何の成果も得られませんでしたァ!』ってやつ??調査兵団でももうチョット情報集めてきてくれるんだけど??ツレも一緒にくそ長ェ時間待っててくれたんだけど??……この時間どうしてくれんだ、この給料泥棒がァァァ!!」
「ぎゃああああ!!」
「ちょ、ちょっと!泉さん落ち着いてェ!!」
鏡華が締め上げた佐藤の茶色い悲鳴がハローワーク中に響き渡る。慌てて新八が鏡華の手を佐藤から引き離した。
「ちょっとォォォ!落ち着いてくださいよ!そんなんじゃ職見つからないでしょ!?」
「でもさぱっつぁん、君たちも一緒にくそ長ェ時間待っててくれたのに、何の成果も得られないなんて悔しすぎるじゃん?こうなったらババアに一矢報いたくなるじゃん?」
「ならねェよ!何その気を使ってるようで使ってない発言!!」
「オイオイ新八。オメーなにいい子ちゃんで居るつもりだ?俺らの貴重な二時間強、クソババアに取られたんだぞ?鏡華の言うことも一理あると思うぜ俺は。」
「そうアルぱっつぁん。十代の二時間は、もう取り返せない青春のあの日々と同じネ。ってことでこのババアの二時間分を奪わないと気が済まないアル。」
「オメーらまで何怖ェーこと言ってんだ!!ババアの二時間って一体何を奪う気なんだ!!」
新八の怒涛のツッコミが入る中、佐藤がゲホゲホと咳き込む。そしてフフフ、と意味深に笑った。
「私に一矢報いようがね、泉さんがここで職を見つけることは出来ないのさ。」
「何ッ!?」
佐藤の発言に鏡華が振り向く。それを引いた目で新八が「なんでやりとりがちょっと時代劇っぽいんだよ」とボヤく。佐藤は口元を腕で拭いながら、鏡華に話し続けた。
「なんでか分からないけどねェ、上から『泉鏡華が来たら何も紹介せずに返せ』とお達しが来てたのさ。その確認取りで二時間かかってしまってね。遅くなって本当に申し訳ありません。」
「なッ……」
衝撃の事実に言葉を失う鏡華と平謝りで謝る佐藤。鏡華に釣られて万事屋三人組も開いた口が塞がらない。
「え?てことは何?俺たちは来た損ってワケ?」
「………」
「銀ちゃーん。おネエさん仕事見つからないってことアル?プーのままアルか?」
やる気を一気になくした銀時と呆然と立ち尽くす鏡華、そして鏡華の今の状況を的確に言ってしまう神楽の三者三様な様子に、流石の新八もツッコミが出てこない。
「ということで本当に申し訳ないんですが、お帰りください。」
そう佐藤に言われて四人はハ〇ーワークを後にしたのだった。
《佐藤》と書かれた名札を提げ、眼鏡をかけた年配の女性が、憎たらしい顔と声で言い放つ。対面に座る鏡華の額に青筋が浮き上がった。
荷物を自宅に置いたあと、鏡華たちはハローワークに来て早速求人を探していた。担当になったクソババアが「お調べしますね〜」と席を離れた後、なんと二時間以上待たされた。その挙句、ようやく帰ってきたと思ったらこの対応である。割と我慢強いと自負する鏡華でも、額に青筋が浮き上がるのは致し方ない。
ただ青筋が浮き出るだけなら良かったのだが、青筋がプチンと切れ手も出てしまった。鏡華の手がカウンターを飛び越え、クソババアの胸ぐらを掴み持ち上げた。
「ねェオバチャン〜??私ら二時間以上待ってたんだけどォ〜?何?『何の成果も得られませんでしたァ!』ってやつ??調査兵団でももうチョット情報集めてきてくれるんだけど??ツレも一緒にくそ長ェ時間待っててくれたんだけど??……この時間どうしてくれんだ、この給料泥棒がァァァ!!」
「ぎゃああああ!!」
「ちょ、ちょっと!泉さん落ち着いてェ!!」
鏡華が締め上げた佐藤の茶色い悲鳴がハローワーク中に響き渡る。慌てて新八が鏡華の手を佐藤から引き離した。
「ちょっとォォォ!落ち着いてくださいよ!そんなんじゃ職見つからないでしょ!?」
「でもさぱっつぁん、君たちも一緒にくそ長ェ時間待っててくれたのに、何の成果も得られないなんて悔しすぎるじゃん?こうなったらババアに一矢報いたくなるじゃん?」
「ならねェよ!何その気を使ってるようで使ってない発言!!」
「オイオイ新八。オメーなにいい子ちゃんで居るつもりだ?俺らの貴重な二時間強、クソババアに取られたんだぞ?鏡華の言うことも一理あると思うぜ俺は。」
「そうアルぱっつぁん。十代の二時間は、もう取り返せない青春のあの日々と同じネ。ってことでこのババアの二時間分を奪わないと気が済まないアル。」
「オメーらまで何怖ェーこと言ってんだ!!ババアの二時間って一体何を奪う気なんだ!!」
新八の怒涛のツッコミが入る中、佐藤がゲホゲホと咳き込む。そしてフフフ、と意味深に笑った。
「私に一矢報いようがね、泉さんがここで職を見つけることは出来ないのさ。」
「何ッ!?」
佐藤の発言に鏡華が振り向く。それを引いた目で新八が「なんでやりとりがちょっと時代劇っぽいんだよ」とボヤく。佐藤は口元を腕で拭いながら、鏡華に話し続けた。
「なんでか分からないけどねェ、上から『泉鏡華が来たら何も紹介せずに返せ』とお達しが来てたのさ。その確認取りで二時間かかってしまってね。遅くなって本当に申し訳ありません。」
「なッ……」
衝撃の事実に言葉を失う鏡華と平謝りで謝る佐藤。鏡華に釣られて万事屋三人組も開いた口が塞がらない。
「え?てことは何?俺たちは来た損ってワケ?」
「………」
「銀ちゃーん。おネエさん仕事見つからないってことアル?プーのままアルか?」
やる気を一気になくした銀時と呆然と立ち尽くす鏡華、そして鏡華の今の状況を的確に言ってしまう神楽の三者三様な様子に、流石の新八もツッコミが出てこない。
「ということで本当に申し訳ないんですが、お帰りください。」
そう佐藤に言われて四人はハ〇ーワークを後にしたのだった。
