#5 同窓会するなら幹事はやめとけ結構しんどいぞ
空欄の場合「鏡華」になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「なんだァ!!なんの騒ぎだ!?」
聞こえてきた爆発音は、砲撃が着弾した音だった。次々と砲弾が飛んできて、鏡華たちを追っていた浪士たちを含め、乗組員たちがあちらこちらで慌てている。
「真選組かっ!?まさか幕府の犬に嗅ぎつけられ……いや違う!アレは……」
乗組員たちが空を見上げると、そこには砲口を全てこちらに向ける四隻の船がいた。
「高杉ィィィィィィィィィィ!!」
そのうちの一隻の船に乗っている男が、大声で高杉の名を叫んだ。
「貴様ァ、志同じくする尽忠報国 の士でありながらァ!我らが攘夷志士の暁、桂小太郎を殺めた罪、許し難し!!
我らはもう共に歩む仲間ではない!!志の遠く離れた敵である!!よってここに天誅を下さん!!」
そう言って男は砲撃したが、弾道は明後日の方向へ逸れていった。仲間の「どこ狙ってんですかァァァ!!」という物悲しい声が響き渡った。
その頃船内でも、高杉の部下たちがこの事態に慌てて対応していた。
その中で、捕らえた神楽に尋問(という名のほぼコント)をしていた、参謀の武市変平太と、紅い弾丸と呼ばれる拳銃使いの来島また子の二人は、他の浪士たちに指示する側にいた。
「なに、桂の仲間が……!?すぐに船を出す準備を。このままでは上空から狙い撃ちされ、撃沈されます。」
落ち着いた声音で指示を出す武市。傍に居る来島が武市に話しかける。
「桂の敵討ちってわけっスか……。似蔵め、全部奴のせいっス。」
「仇討ちもあるでしょうが、恐らく紅桜の存在が露見したと思われます。」
武市は冷静に状況を分析しながら、来島に説明する。説明している間も砲撃は止まず、何回もドォンと大きな音が船内に響く。
「以前は過激な攘夷思想の持ち主だった桂も、昨今では無用な争いを嫌う穏健派になっていたと聞きます。亡き桂になりかわり、紅桜を殲滅し、我々の武装蜂起を阻むつもりかと。」
「……いや先輩、」
来島がチラと目線を移す。その先には両手を後ろで縛られ、首元には刀をつけられて捕らえられてる神楽が居た。
「案外この娘が連中の仲間で、この襲撃自体がただの陽動ということもありえまっス。」
「……ともすればこの船にネズミが忍び込んでいるやもしれませんね。どちらにせよ、コレを利用しない手はないです。」
次の段落では十字架に縛り付けられてる神楽の姿があった。原作ではタイトルが載っているページである。
船内から甲板に場所を移し、桂の仲間たちの前に神楽は出された。
甲板から来島が、桂の仲間たちに向かって大声で叫ぶ。
「ハイ、聞けェェェェお前ら!!お前らの目的は読めたァァ!!この娘っスね!!なんやかんやでこの娘を助けたいのは痛い程わかってるっス!そんなにバンバンバン撃って、この娘に当たっても知ら……」
来島が話終わる前に、ドォンと砲弾が飛んできた。砲弾は来島たち近くの甲板に着弾したにも関わらず、武市と来島の髪がチリチリになっただけなのは、ギャグ漫画故だからだろうか。いやはや、さすがギャグ漫画である。
来島は、話が違うじゃないっスかァァ!!と血相を変えて武市に抗議した。
「予想が外れましたね。まァ砲弾も外れたからヨシとしましょう。」
「外れてるのはアンタの頭のネジっスよォォ!!」
チリチリ頭でまるでコントのようなやり取りをする武市と来島。二人を見て縛られている神楽が、ブハハハハと大笑いした。
「バッカじゃねーの!!私、あんな連中となんにも関係ないもんネ!!勘違いしてやんの〜!ププッ、恥ずかしい!」
「何浮かれてんの!?お前が一番、危機的状況なんだよ!」
来島のツッコミ後すぐ、次の砲弾が放たれた。今度は、真っ直ぐに来島たちの元に飛んでくる。
「げっ、また!!うわァァァァ!逃げろォォォ!!」
「ちょっ!お前らそんな無責任な!!」
来島たちはダッシュでその場を離れ、縛り付けられている神楽が一人残されてしまった。
「わっ!うわァァァァァ!!」
眩い光とともに砲弾が神楽のところに、ドォンと大きな音を立てて着弾した。離れた場所から様子を伺っていた来島は、チッ、何の役にも立たなかったっス、と舌打ちをした。
だが、土煙が晴れてそこに居たのは――
「お待たせ神楽ちゃん。」
「しっ……新八ィィ!!」
間一髪で神楽を助けたのは、万事屋のツッコミ担当、志村新八であった。
聞こえてきた爆発音は、砲撃が着弾した音だった。次々と砲弾が飛んできて、鏡華たちを追っていた浪士たちを含め、乗組員たちがあちらこちらで慌てている。
「真選組かっ!?まさか幕府の犬に嗅ぎつけられ……いや違う!アレは……」
乗組員たちが空を見上げると、そこには砲口を全てこちらに向ける四隻の船がいた。
「高杉ィィィィィィィィィィ!!」
そのうちの一隻の船に乗っている男が、大声で高杉の名を叫んだ。
「貴様ァ、志同じくする
我らはもう共に歩む仲間ではない!!志の遠く離れた敵である!!よってここに天誅を下さん!!」
そう言って男は砲撃したが、弾道は明後日の方向へ逸れていった。仲間の「どこ狙ってんですかァァァ!!」という物悲しい声が響き渡った。
その頃船内でも、高杉の部下たちがこの事態に慌てて対応していた。
その中で、捕らえた神楽に尋問(という名のほぼコント)をしていた、参謀の武市変平太と、紅い弾丸と呼ばれる拳銃使いの来島また子の二人は、他の浪士たちに指示する側にいた。
「なに、桂の仲間が……!?すぐに船を出す準備を。このままでは上空から狙い撃ちされ、撃沈されます。」
落ち着いた声音で指示を出す武市。傍に居る来島が武市に話しかける。
「桂の敵討ちってわけっスか……。似蔵め、全部奴のせいっス。」
「仇討ちもあるでしょうが、恐らく紅桜の存在が露見したと思われます。」
武市は冷静に状況を分析しながら、来島に説明する。説明している間も砲撃は止まず、何回もドォンと大きな音が船内に響く。
「以前は過激な攘夷思想の持ち主だった桂も、昨今では無用な争いを嫌う穏健派になっていたと聞きます。亡き桂になりかわり、紅桜を殲滅し、我々の武装蜂起を阻むつもりかと。」
「……いや先輩、」
来島がチラと目線を移す。その先には両手を後ろで縛られ、首元には刀をつけられて捕らえられてる神楽が居た。
「案外この娘が連中の仲間で、この襲撃自体がただの陽動ということもありえまっス。」
「……ともすればこの船にネズミが忍び込んでいるやもしれませんね。どちらにせよ、コレを利用しない手はないです。」
次の段落では十字架に縛り付けられてる神楽の姿があった。原作ではタイトルが載っているページである。
船内から甲板に場所を移し、桂の仲間たちの前に神楽は出された。
甲板から来島が、桂の仲間たちに向かって大声で叫ぶ。
「ハイ、聞けェェェェお前ら!!お前らの目的は読めたァァ!!この娘っスね!!なんやかんやでこの娘を助けたいのは痛い程わかってるっス!そんなにバンバンバン撃って、この娘に当たっても知ら……」
来島が話終わる前に、ドォンと砲弾が飛んできた。砲弾は来島たち近くの甲板に着弾したにも関わらず、武市と来島の髪がチリチリになっただけなのは、ギャグ漫画故だからだろうか。いやはや、さすがギャグ漫画である。
来島は、話が違うじゃないっスかァァ!!と血相を変えて武市に抗議した。
「予想が外れましたね。まァ砲弾も外れたからヨシとしましょう。」
「外れてるのはアンタの頭のネジっスよォォ!!」
チリチリ頭でまるでコントのようなやり取りをする武市と来島。二人を見て縛られている神楽が、ブハハハハと大笑いした。
「バッカじゃねーの!!私、あんな連中となんにも関係ないもんネ!!勘違いしてやんの〜!ププッ、恥ずかしい!」
「何浮かれてんの!?お前が一番、危機的状況なんだよ!」
来島のツッコミ後すぐ、次の砲弾が放たれた。今度は、真っ直ぐに来島たちの元に飛んでくる。
「げっ、また!!うわァァァァ!逃げろォォォ!!」
「ちょっ!お前らそんな無責任な!!」
来島たちはダッシュでその場を離れ、縛り付けられている神楽が一人残されてしまった。
「わっ!うわァァァァァ!!」
眩い光とともに砲弾が神楽のところに、ドォンと大きな音を立てて着弾した。離れた場所から様子を伺っていた来島は、チッ、何の役にも立たなかったっス、と舌打ちをした。
だが、土煙が晴れてそこに居たのは――
「お待たせ神楽ちゃん。」
「しっ……新八ィィ!!」
間一髪で神楽を助けたのは、万事屋のツッコミ担当、志村新八であった。
