芽生える気持ちと近づく心
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(ーまさか手作りお弁当を持って丘にピクニックだなんて。・・・まぁ自然に触れれるし、空気がいいから気持ちがいいな)
澄んでいる空気をすぅっと吸い込む。それだけで心地よい溜め息が出た。
「・・・良かった。葵さん、気分転換になった?」
(・・・え?)
思わず瞳を丸くしてコウくんを見つめてしまった。
「・・・ありがとう、コウくん。身体がすっきりしたよ」
笑顔になってコウくんを見るとじわじわ頰が赤く染まっていった。
「べっ別に俺が来たかっただけだからなっ・・・!」
「そうだね」
彼の不器用な優しさにほっこりした。
ーあまり慣れてない私の手作りサンドウィッチをコウくんは次々食べてあっという間になくなった。・・・休みになったら料理の腕を磨いてみようと思った。
「あ〜お腹いっぱいで眠くなって来たな、よっと」
コウくんは欠伸をしながら草原に寝転がった。
私も気持ち良さそうに見えたので同じようにそっと身体を横にした。
(・・・やっぱり自然はいいな。・・・気持ちよくて私も眠くなってきた)
ーすぅっと直ぐに寝入ってしまった葵さんに、やはり疲れてるんだなと俺は思った。
(・・・無防備な顔しちゃって)
「・・・そんな顔、俺だけにみせてよね」
あどけない顔をして眠る彼女を引き寄せて、そっと腕枕にする。
(・・・なんか頭がフワフワするような。・・・ん、おでこに温かいなにかが・・・気のせいかな?・・・まぁいいか)
ー何故かくすぐったい気持ちになったけど、もう少し寝かせて、と思ったので私はまた夢の世界に入ってしまうのだった。
ーその後そわそわしたり悶えていたり挙動不審なコウくんだったけど、機嫌は良さそうだったので良かった。私も充実感があった休みを取れたので、また一層仕事に励む日々を送っている。・・・ちょっとだけ彼のことが気になっているのは内緒。
ーendー
あとがき→
澄んでいる空気をすぅっと吸い込む。それだけで心地よい溜め息が出た。
「・・・良かった。葵さん、気分転換になった?」
(・・・え?)
思わず瞳を丸くしてコウくんを見つめてしまった。
「・・・ありがとう、コウくん。身体がすっきりしたよ」
笑顔になってコウくんを見るとじわじわ頰が赤く染まっていった。
「べっ別に俺が来たかっただけだからなっ・・・!」
「そうだね」
彼の不器用な優しさにほっこりした。
ーあまり慣れてない私の手作りサンドウィッチをコウくんは次々食べてあっという間になくなった。・・・休みになったら料理の腕を磨いてみようと思った。
「あ〜お腹いっぱいで眠くなって来たな、よっと」
コウくんは欠伸をしながら草原に寝転がった。
私も気持ち良さそうに見えたので同じようにそっと身体を横にした。
(・・・やっぱり自然はいいな。・・・気持ちよくて私も眠くなってきた)
ーすぅっと直ぐに寝入ってしまった葵さんに、やはり疲れてるんだなと俺は思った。
(・・・無防備な顔しちゃって)
「・・・そんな顔、俺だけにみせてよね」
あどけない顔をして眠る彼女を引き寄せて、そっと腕枕にする。
(・・・なんか頭がフワフワするような。・・・ん、おでこに温かいなにかが・・・気のせいかな?・・・まぁいいか)
ー何故かくすぐったい気持ちになったけど、もう少し寝かせて、と思ったので私はまた夢の世界に入ってしまうのだった。
ーその後そわそわしたり悶えていたり挙動不審なコウくんだったけど、機嫌は良さそうだったので良かった。私も充実感があった休みを取れたので、また一層仕事に励む日々を送っている。・・・ちょっとだけ彼のことが気になっているのは内緒。
ーendー
あとがき→