伝説の1話目……気にしたことなかったけど1話ごとのサブタイトルとか無いんだなこの漫画

　ど頭に未来の主人公をチラ見せするって結構強気じゃないですか？？功罪は既に描いてる読み切りとも重なる部分が多いって言うのもあるけど、これから連載で時間をかけて話を進めていく中で1話や4話の冒頭シーンに繋げてるって難しいだろうに……。
　この時点で、おそらく天川高校と対戦している(少なくとも存在はしている)、綾瀬川が群馬の高校に進学している、野球を選んで良かったことなんてないと思うほどの何かがあった、けど高校まで野球を続けてる、エースナンバーを背負ってる、と情報が山盛りなんだよね
　平井先生の中でよほどはっきりとしたビジョンがあるんだろうなと言うことが分かる冒頭、大好き。
　
　そして小5の綾…アバラが浮くほどひょろひょろ…明らかに身長の伸びに対して栄養が足りてないところに拘りを感じる〜
　綾瀬川は26秒と27秒のカウントの間に手をついているっぽいので50mを26秒台で泳いでいる？ジュニアオリンピックの記録をみると、下手するとこの時点で準決勝まで進みかねないので確かに来たばっかでこの記録出されたらコーチも色めき立つよね……
　
　「ホクトくん怒られてんのオレのせい？」
　ダイヤモンドの功罪の根幹みたいなこの台詞……
　綾瀬川のせいじゃないよ！！と言いたいし絶対綾瀬川が悪いわけではないけど確実に大きな影響を与えているのは事実なので、綾のせいじゃないよ…くらいのテンションになってしまう
　入会しないで逃げるように帰った訳だけど、コーチたちはめちゃくちゃ困惑したんじゃなかろうか。え！？次郎くん帰っちゃったの！？？入会しないの！？？
　綾ママはしっかりしてるから一言伝えてから帰ってそうだけど、綾の圧に負けて何も言えずに出ていったら後でめちゃくちゃ連絡きそう笑

　綾瀬川ってこの前にも他のクラブで体験入会してたみたいだけど、そこはもう少しエンジョイ系だったのかな。ここじゃなくて〇〇クラブの方が次郎くんに合ってるよみたいに言われ、追い出されたと思いながらもめげずに来てみたらやっぱりダメで…ってこんなん繰り返したらそりゃトラウマになるよね
　
　足立バンビーズ
　イガもヤスもめちゃくちゃかわいい〜〜〜
　綾瀬川にとっては初めて歓迎してもらえた場所、自分を必要としてくれたスポーツになったんだね……
　今までは水泳なら1人で泳ぐだけでもタイムを比べられるし、テニスなら2人いれば対戦できちゃうから早い段階で勝ち負けが出てくるけど、野球は試合するのに必要な人数が多いし、そもそも球とれる人がいなくて試合でてないしでバンビーズにいる間は綾瀬川のせいで負ける子が出なかったんだよな…だから余計ここなら居場所があるって感じたんだろうと思うと、時間の問題だよねって感じで辛い
　　実際ヤスパパからの評価っていう基準ができた途端ヤスとはうまくいかなくなっちゃうし……
　
　綾瀬川家にママ、ミカ姉、まゆちゃん、次郎が揃ってると美形密集しすぎててびっくりする
　サンダル踏んづけて玄関に乗り出しながらフォークの握り方見せてくる綾、天真爛漫すぎてかわいい。ずっとこの笑顔でいて欲しいね
　あとミカ姉の「えっ次郎補欠なの？ウケる」ってリアクション、姉ズは綾の才能がずば抜けてるって知らないっぽいのが良いな。多分今まで習い事長続きしなかったから意識したこともないんだろうな
　綾瀬川は家庭環境が良好なのが救いというか…読んでる側としても一息つけて安心する

　バン監の憎めないところ、綾ママから次郎は競争とか向いてないって言われて、一度はU−12に応募するのを止めようとしたところ。その直後のサプライズでそんなのどうでもいいになっちゃうんですけど……
　バン監の嫌なところ、綾瀬川を説得するのにイガの気持ちを勝手に使うところ。これに関しては擁護の余地がないよ！
　　
　そして長いトンネルに入っていくところで1話が終わるの怖すぎる……