短編
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重厚なドアが閉まる音が、死刑宣告のように静かな部屋に響いた。
「……あーあ。こんなところまで逃げられると思ってたの? お利口さんじゃないねぇ、ななしちゃん」
部屋の明かりもつけず、窓から差し込む夜景の光だけで蘭が笑う。その首元には、梵天の象徴である不気味な刺青。ゆっくりとジャケットを脱ぎ捨てると、獲物を追い詰める歩調で近づいてきた。
「兄貴に無駄足踏ませやがって。……テメェのせいで、今日の予定全部狂ったんだよ」
背後から現れた弟竜胆の声は低く、そして隠しきれない殺気と色気が混ざっていた。彼はななしの腕を乱暴に掴み、そのままベッドへと突き飛ばす。
「……っ、……ごめんなさい……! 怖くて、つい……」
「怖い? 命狙われるより、俺たちに可愛がられる方がよっぽど怖いってわけ?」
蘭がベッドに膝をつき、ななしの上に覆いかぶさる。高級な香水の香りと、鉄のような血の匂いが鼻腔をくすぐった。
「……なあ、竜胆。逃げたお仕置き、何がいいかな? 爪剥ぐ? それとも、一生歩けないようにしちゃう?」
「……それもいいけど。まずはこいつの、生意気な口を塞ぐのが先だろ」
竜胆がななしの脚を強引に割り、その間に割り込んできた。彼の冷たい指先が、スカートを捲り上げ、震える内腿を這い上がる。
「っ、ひ……ぁ、っ……!」
「いい顔するね〜仕事より、こっちの方がよっぽどいいわ」
蘭がななしの唇を奪う。吸い付くような、けれど呼吸を奪い去るような暴力的なキス。同時に竜胆の指が下着を押し退けて熱く濡れた核心へと沈み込んだ。
「あ……っ、ぁ……!……だめ……」
「ダメじゃねぇだろ。こんなに中、熱くなってんぞ。……俺たちのこと、考えながら逃げ回ってたんだろ? 淫乱だねぇ」
竜胆の容赦ない指の動きに、腰が勝手に跳ねる。背後からは蘭が耳元で「もっと鳴いてよ、ななしちゃん。壊れるまで愛してあげるからさ」と甘く、残酷に囁き続けた。
「……あーあ。こんなところまで逃げられると思ってたの? お利口さんじゃないねぇ、ななしちゃん」
部屋の明かりもつけず、窓から差し込む夜景の光だけで蘭が笑う。その首元には、梵天の象徴である不気味な刺青。ゆっくりとジャケットを脱ぎ捨てると、獲物を追い詰める歩調で近づいてきた。
「兄貴に無駄足踏ませやがって。……テメェのせいで、今日の予定全部狂ったんだよ」
背後から現れた弟竜胆の声は低く、そして隠しきれない殺気と色気が混ざっていた。彼はななしの腕を乱暴に掴み、そのままベッドへと突き飛ばす。
「……っ、……ごめんなさい……! 怖くて、つい……」
「怖い? 命狙われるより、俺たちに可愛がられる方がよっぽど怖いってわけ?」
蘭がベッドに膝をつき、ななしの上に覆いかぶさる。高級な香水の香りと、鉄のような血の匂いが鼻腔をくすぐった。
「……なあ、竜胆。逃げたお仕置き、何がいいかな? 爪剥ぐ? それとも、一生歩けないようにしちゃう?」
「……それもいいけど。まずはこいつの、生意気な口を塞ぐのが先だろ」
竜胆がななしの脚を強引に割り、その間に割り込んできた。彼の冷たい指先が、スカートを捲り上げ、震える内腿を這い上がる。
「っ、ひ……ぁ、っ……!」
「いい顔するね〜仕事より、こっちの方がよっぽどいいわ」
蘭がななしの唇を奪う。吸い付くような、けれど呼吸を奪い去るような暴力的なキス。同時に竜胆の指が下着を押し退けて熱く濡れた核心へと沈み込んだ。
「あ……っ、ぁ……!……だめ……」
「ダメじゃねぇだろ。こんなに中、熱くなってんぞ。……俺たちのこと、考えながら逃げ回ってたんだろ? 淫乱だねぇ」
竜胆の容赦ない指の動きに、腰が勝手に跳ねる。背後からは蘭が耳元で「もっと鳴いてよ、ななしちゃん。壊れるまで愛してあげるからさ」と甘く、残酷に囁き続けた。
