モリオンの場合
「はいこれ。この前のお返し」
何気なく手渡される、小瓶に詰まった細かいパイライト。困惑していると、
「綺麗でしょ。大事にしてくれていいよぉ」
ラピスラズリを復活させる過程で出来た物を渡してくる。ラピス以外眼中にないアピール

ラリマーの場合
こちらに気づくと、申し訳なさそうに駆け寄る。
「ごめん、こないだのお返しなんだけれども、俺は優柔不断で決められなくて……よかったらこれから一緒に探してくれないか？」
困り眉で笑う。勘違いさせる石の筆頭。

スピネルの場合
「この間はどうもありがとう」
すっと既製品のお菓子を渡される。あれこれ会話を続けようとしても、そそくさと帰ろうとする。
「俺、このあと用事あって……それじゃ」
用事などない。他者からの好意にうんざりしてるのに、お礼は用意してしまう律儀さ。

ギューダの場合
「……この間はどうも」
手ぶらでお礼だけ告げる彼に、脈なしかな〜と肩を落としていると。
「それで？ 君は僕になにを望んでいるの？ 言ってご覧よ」
ニヤニヤと言い寄られる。自分に好意があると分かっている相手には意地悪せずにいられない。ただし、本命はいるのでタチの悪いやつ。

ブルーダイヤモンドの場合
「お菓子を頂いたので、私もお菓子でお礼しようと思ったのだが、生憎作ったことがなくてな。味は保証出来ない」
わざわざ手作りのお菓子を用意する。だが他意はない。

ジャスパーの場合
「お菓子のお礼はお菓子が間違いないと思って、あれこれ探してみた。私が気に入ったものだが問題ないか？」
わざわざお店を探し、試食してからお礼のお菓子を決める丁寧さ。他意はない。

フェナカイトの場合
「オニキスといただきました。ありがとうございます」
めっちゃいい笑顔で牽制する。お礼の品はハンカチ。相手の心に刻み込むような言動をする。そういうとこだぞ。

コランダム（サンセットサファイア）の場合
「あ、あの。こないだはありがとうございました……これ、お口に合えばいいんですが」
たじたじ。ウブ。他者からの好意に慣れてない。相手を勘違いさせる言動取りがち。

スペサルティンガーネットの場合
「これ、この間のお返し〜」
花一輪をポン、っと渡される。反応に困っていると。
「がっかりした？ それともときめいた？ 感想教えてよ」
ニヨニヨと笑みを浮かべ、質問責めしてくる。誰にでもこの対応なので、勘違いされる。