#7 それぞれの夜


あとがき


「異性の一卵性の双子」について補足というか…

赤木が言っている双子説明は本当です。

最初は知識もなく、マンガ内に時々登場する「異性の一卵性双子」を妄想しました。

いざ文章にしてネット公開するにあたり、「本当に異性の一卵性双生児なんて存在するの?一卵性って元は一つの卵子でしょ?」と不安になり、調べたところ…

存在しました。
かなりの低確率、親の遺伝子が特殊なら異性の一卵性双生児は誕生するそうです。

もっと深く言うと、親の遺伝子のどこかが異常があった場合、そしてそれが遺伝した時に一卵性なのに遺伝子情報の一部に異常が生じてしまい、「異性の一卵性双生児」が生まれるんだそうです。

ぶっちゃけ、そういった場合「リスクのある子」が生まれます。

遺伝子の異常ですから。

事例はあるものの、遺伝子学上ではまず「ありえない」のです。

だって一卵性ですもの。遺伝子情報は「同じである」のが当然ですから。

現実的に見ると馨は存在できません。

ですが、私の中で馨を消すことはできません。

ずっと昔から私の中で存在してますから。

現実的に見るとありえない設定です。
でも、漫画ではそういう設定の双子はいますよね?
その点は「まぁ、二次創作だし、漫画だし、妄想だし」と、目を瞑っていただけるとありがたいです。


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