母のつぶやき

娘の前世……かもしれない話。

2025/02/22 23:49
土曜日はいつも1週間分の買い出しに行っているのですが、その帰りに、

『母はどうして上着を上まで閉めないの?』と聞かれました。

最強寒波の中、強風も吹いているというのに、上着は首の下くらいまでしか閉めてないのが不思議だったみたいです。

『母は顎の下に何かあるのが嫌なんだ〜……もしかしたら前世で首を絞められて殺されたか、絞首刑とかで死んじゃったのかもね〜アハハ』と返したら、

『じゃあ私は暑いの嫌いだから砂漠で死んだ人かも〜』

『え? でもアンタ寒いのも嫌いじゃん?』

『砂漠って夜すっごく寒くなるじゃん!』

『確かに!』

『水も水っ腹になるくらいよく飲むし、それって砂漠で喉が渇いて干からびたからじゃない?』

『お〜……すべて当てはまってる……!』

『だからさ〜、私が暑いのに弱いのも寒いのに弱いのも、前世のせいなんだよ!』

……………そう………なのか………?

確かに娘は薬を1錠飲むだけでも300mlくらい飲むけど……

でもそう思ったら、暑いのが苦手なのも寒いのが苦手なのも、『仕方ないよね、非業の死を遂げたんだもんね』と妙に納得してしまう。

『水が怖い』っていう子は溺れて死んでしまったのかもしれないし、

『暗いところが怖い』っていう子は閉じ込められたまま死んでしまったのかもしれないし。

そう考えたら『水が怖いなんて情けない!』とか思わなくなるよね。

想像力って大事だ……!

その後『前世の話』は膨らみに膨らんで、

昔オーストラリアを横断しようとした冒険家が、『オーストラリアの真ん中には湖がある』と予測して船を持って行ったんだけど、実際は砂漠で、そこで消息不明になった……て話を思い出して、

娘の前世はその人か、一緒に行った人、と決定。

娘は食に関しても、服装に関してもあまり冒険をしないので、冒険したことを後悔しながら死んでいったのかもね。

母は、どんな前世占いをしても結果が『芸術家』になることから、

贋作を売ってお金儲けしていたけど、バレて捕まって絞首刑になった人、と決定。

娘曰く、『だからその反動で嘘が嫌いで、今真面目に働いている』ということらしい。

何となく当たってるっぽくて面白かった♪
 

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