古代エルフと転生スライム
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完ㅤ全ㅤ復ㅤ活ㅤ!
俺が起き出したことに気づいた、ゴブリンと牙狼が中へ入ってくる。
「お前ら……なんかデカくなってない?」
『名付けによる影響で進化したみたい。にしても心配したよ。三日も眠って…』
「ごめん…心配かけたな
でももう大丈夫だ!見ての通り──」
『問題ない、と。油断に繋がらないといいけど』
「我が主よ!御回復、心よりお慶び仕ります!」
流暢な人語で話しかけてきたコイツ…ランガなのか!?
この三日間、信じられないほどに成長していたのだ。これが名付けによる進化というものか。覚えたぞ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ランガ、俺はお前の名前しかつけてないはずだけど、なんで牙狼達も進化してるんだ?」
「ハッ!我ら、牙狼族は“全にして個”なのです!」
ふむふむ。つまり、種族全体が進化したということか。
牙狼族から嵐牙狼 に進化しているし、強くなったってことでいいよな!
褒めて欲しいのか、俺に期待を寄せて尻尾をブンブン振っている。その様子に「良かったな!」と声をかけた。今以上に尻尾を振ってくれたが…風圧で飛ばされそうに。
目の前には、山のように積まれた食物があった。
衣食住のことで俺の質問に応えてくれた、ゴブリン達が直接向かって狩ってきてくれたもの。それが全部。
戦の後の宴も十分に満喫したところで。
翌朝。
今回、この村で生活していくにつれ、ルールを発表することにした。
主に三つ!
1.人間を襲わない
2.仲間内で争わない
3.他種族を見下さない
そこで、リグルから質問が。
「なぜ人間を襲ってはならないのでしょうか?」
「簡単な理由だ。俺は人間が好きだから。以上」
「なるほど。理解しました!」
『ホントかな。怪しい』
「即答だし…ちょっと、な
まあでも、いいんじゃないか?彼なりの回答なんだしさ」
『……。』
あれ、無言になっちゃった。
ここで黙っていても仕方ない。話を続行する。
「ええとな、人間は集団で生活してる。手を出すと大きな反動が来る場合もある
本気で向かってこられると、太刀打ちできないだろう
そういうわけで、ここからは手出し禁止!
それに…仲良くする方が得だしな」
全員が俺の話に納得し、頷いてくれた。
「他に何かあるか?」
「他種族を見下さない、というのは?」
「いや、お前ら進化して強くなっただろ?
調子に乗って、弱い種族に偉そうにするなよ!って意味だよ
ちょっと強くなったからと言って、偉くなったと勘違いするな!
いつか相手が強くなって、仕返しされてもつまらないだろ?」
「そんな所だ。なるべく守るように!」
全員が熱心に聞いてくれたことに感謝を持つ。
しかしこのルールが悲劇を起こすことになる。それはまた後の話であり。
その後からは、役割分担!
村の周囲を警戒
食料の調達
生産用の素材集め
家や道具等を整備
の者達。
村の警戒は、“思念伝達”の可能な牙狼達に任せ、細かい割り振りは、リグルドに。
「リグルド!君を“ゴブリン・ロード(君主)”に任命する!
村を上手く治めるように!」
「ははっ!お任せ下さい!」
「うむ、任せた。
で、家を建てる様子を見ていたが…下手だな」
これに関しては、エリシアも同感した。
ぶっちゃけ、家と呼べるものではない。初心が作ってるようなイメージ。
「お恥ずかしい話です。今までは、そこまで大きな建物など必要なかったので」
「まあ、大きくなったしな。
後は、衣服関係だが…ちょっと露出が酷すぎる。調達できないか?」
「あ!今まで何度か取引したことのある者達がいます!
その者達からならば、衣服の調達を行えるやもしれませぬ!
それに、器用な者達なので、家の作り方も存じておるやも…」
「なるほど。行ってみるのもいいかもしれないな!
何で取引してたんだ?」
「冒険者の包みを剥いだ金銭等も多少はありますが、放置してあります
金よりも、物々交換や雑用で物資を工面してもらっておりました
我らの道具は、その者達に用意してもらったものなのです」
「ほう。で、なんて者達なんだ?」
「ドワーフ族です」
イメージとしては、鍛冶の達人とか?
マジか。これは行ってみるしかないな!
「行ってみる!リグルド、準備は任せてもいいか?」
「お任せ下さい!今日の昼には、全ての準備を整えましょう!」
張り切りすぎのリグルドに、苦笑。
早速俺達は、準備を開始することにしたのだ。
俺が起き出したことに気づいた、ゴブリンと牙狼が中へ入ってくる。
「お前ら……なんかデカくなってない?」
『名付けによる影響で進化したみたい。にしても心配したよ。三日も眠って…』
「ごめん…心配かけたな
でももう大丈夫だ!見ての通り──」
『問題ない、と。油断に繋がらないといいけど』
「我が主よ!御回復、心よりお慶び仕ります!」
流暢な人語で話しかけてきたコイツ…ランガなのか!?
この三日間、信じられないほどに成長していたのだ。これが名付けによる進化というものか。覚えたぞ。
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「ランガ、俺はお前の名前しかつけてないはずだけど、なんで牙狼達も進化してるんだ?」
「ハッ!我ら、牙狼族は“全にして個”なのです!」
ふむふむ。つまり、種族全体が進化したということか。
牙狼族から
褒めて欲しいのか、俺に期待を寄せて尻尾をブンブン振っている。その様子に「良かったな!」と声をかけた。今以上に尻尾を振ってくれたが…風圧で飛ばされそうに。
目の前には、山のように積まれた食物があった。
衣食住のことで俺の質問に応えてくれた、ゴブリン達が直接向かって狩ってきてくれたもの。それが全部。
戦の後の宴も十分に満喫したところで。
翌朝。
今回、この村で生活していくにつれ、ルールを発表することにした。
主に三つ!
1.人間を襲わない
2.仲間内で争わない
3.他種族を見下さない
そこで、リグルから質問が。
「なぜ人間を襲ってはならないのでしょうか?」
「簡単な理由だ。俺は人間が好きだから。以上」
「なるほど。理解しました!」
『ホントかな。怪しい』
「即答だし…ちょっと、な
まあでも、いいんじゃないか?彼なりの回答なんだしさ」
『……。』
あれ、無言になっちゃった。
ここで黙っていても仕方ない。話を続行する。
「ええとな、人間は集団で生活してる。手を出すと大きな反動が来る場合もある
本気で向かってこられると、太刀打ちできないだろう
そういうわけで、ここからは手出し禁止!
それに…仲良くする方が得だしな」
全員が俺の話に納得し、頷いてくれた。
「他に何かあるか?」
「他種族を見下さない、というのは?」
「いや、お前ら進化して強くなっただろ?
調子に乗って、弱い種族に偉そうにするなよ!って意味だよ
ちょっと強くなったからと言って、偉くなったと勘違いするな!
いつか相手が強くなって、仕返しされてもつまらないだろ?」
「そんな所だ。なるべく守るように!」
全員が熱心に聞いてくれたことに感謝を持つ。
しかしこのルールが悲劇を起こすことになる。それはまた後の話であり。
その後からは、役割分担!
村の周囲を警戒
食料の調達
生産用の素材集め
家や道具等を整備
の者達。
村の警戒は、“思念伝達”の可能な牙狼達に任せ、細かい割り振りは、リグルドに。
「リグルド!君を“ゴブリン・ロード(君主)”に任命する!
村を上手く治めるように!」
「ははっ!お任せ下さい!」
「うむ、任せた。
で、家を建てる様子を見ていたが…下手だな」
これに関しては、エリシアも同感した。
ぶっちゃけ、家と呼べるものではない。初心が作ってるようなイメージ。
「お恥ずかしい話です。今までは、そこまで大きな建物など必要なかったので」
「まあ、大きくなったしな。
後は、衣服関係だが…ちょっと露出が酷すぎる。調達できないか?」
「あ!今まで何度か取引したことのある者達がいます!
その者達からならば、衣服の調達を行えるやもしれませぬ!
それに、器用な者達なので、家の作り方も存じておるやも…」
「なるほど。行ってみるのもいいかもしれないな!
何で取引してたんだ?」
「冒険者の包みを剥いだ金銭等も多少はありますが、放置してあります
金よりも、物々交換や雑用で物資を工面してもらっておりました
我らの道具は、その者達に用意してもらったものなのです」
「ほう。で、なんて者達なんだ?」
「ドワーフ族です」
イメージとしては、鍛冶の達人とか?
マジか。これは行ってみるしかないな!
「行ってみる!リグルド、準備は任せてもいいか?」
「お任せ下さい!今日の昼には、全ての準備を整えましょう!」
張り切りすぎのリグルドに、苦笑。
早速俺達は、準備を開始することにしたのだ。