古代エルフと転生スライム
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
封印の洞窟。
三百年前、勇者によって封印されていた暴風竜。
が今、開放される時が来るかもしれない。というのも、一匹のスライムが『友達』になろうとしていた時のこと。
(──俺と友達にならないか?)
(なぬ…!?暴風竜と恐れられるこの我とか!?)
(嫌なのか?なら絶交!二度と来ない!)
(ば、バカ!誰も嫌などと言っておらぬだろが!)
(……仕方ない。なってやろう。感謝せよ!)
このツンドラめ。
スライムの一部を伸ばし、握手を交わそうとしたタイミングとほぼ同時に。
『──繋がった』
俺の脳内に直接聞こえる声。一瞬、大賢者かと思って反応したが、どうやら違ったみたいだ。
(あの、どなた様で…?)
(ま、まままさか…貴女様は!?)
『今は姿を見せることはできないけど…久しいね。ヴェルドラ』
(知り合いだった!?)
(古き知人でな。なぜそのスライムの中に…?お姿を見せられないというのは…)
『……“今は”。』
ふむ。何やら事情があるらしい。声で理解した。
『ここまでの道のりは長かったな。『先代エルフ』の二つ名を持つ、エリシア。
君の先祖だ。スライム』
(…………ええっ!?)
(ということは!!そこのスライムが先代様の子孫、と!?)
『そう。で、どこまで話した?』
話の切り替えまで早かった。流石としか言いようがないだろ。
エリシアに経緯を追って説明した。俺達が語っていたこと…この世界のことや勇者のこと…俺にいつか運命の人ができるのではないかということも一応話してやった。脳内越しだが、理解はできたようで。
ちなみに、ヴェルドラと会話ができるのは『念話』というものらしい。思念伝達に似た…そんなところだ。
『それで今、ヴェルドラと友達に?
バカ。普通、竜種と友達になろうってやつ、この世に存在しない。君だけだ。スライム』
(って言われても…ずっと封印されてるヴェルドラの気持ち考えてみろよ。可哀想だろ!)
(うぅ…しくしく…いいこと言うではないか!
それなら、お前に名を授けよう!
先代様も如何しますか?)
『…私はいい。』
(俺は構わないけど…せっかくこうして会えたんだし、先代様も…な?)
子孫の願望に応え、自身も名付けに参戦することに。
ヴェルドラ…ではなく、スライムに名を考えよと攻めてきた。
(俺頼りにすんなよ…
んーそうだな…暴風…
暴風=テンペスト
でどうだ?)
天才的なネーミングセンスだと俺は思う。『テンペスト』という名に二人が納得。
今日から『ヴェルドラ=テンペスト』と名乗ることにしたヴェルドラ。
『エリシア=テンペスト』と名乗ることにしたエリシア。
そして
『リムル=テンペスト』
という名が刻まれた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その後、『無限牢獄』の封印を解除するため、様々な策を提案していった中で一つ──
「『捕食者』で胃袋に収容」
することは可能らしい。大賢者によると。
(それはナイスアイデアだ!是非やってくれ!)
(よしわかった!その代わり、さっさと『無限牢獄』から脱出してこいよ?)
(うむ、任せよ!)
『捕食者』を発動し、ヴェルドラという巨体ごと捕食して見せた。
それは実に呆気ない。改めてエリシアに声をかけてみた。
(さて、先代様。外に向けて進みますか)
『そんな改まった口調じゃなくても気軽に話してくれて構わない』
(そうか?じゃあ…エリシア、で)
『…歩きながら話そうか。私と君のこと…互いに知る必要があるからな』
俺達は、洞窟の外を目標に、進行していった。
この日、激震が走った。それは……暴風竜ヴェルドラの消滅が確認されたことだ。
三百年前、勇者によって封印されていた暴風竜。
が今、開放される時が来るかもしれない。というのも、一匹のスライムが『友達』になろうとしていた時のこと。
(──俺と友達にならないか?)
(なぬ…!?暴風竜と恐れられるこの我とか!?)
(嫌なのか?なら絶交!二度と来ない!)
(ば、バカ!誰も嫌などと言っておらぬだろが!)
(……仕方ない。なってやろう。感謝せよ!)
このツンドラめ。
スライムの一部を伸ばし、握手を交わそうとしたタイミングとほぼ同時に。
『──繋がった』
俺の脳内に直接聞こえる声。一瞬、大賢者かと思って反応したが、どうやら違ったみたいだ。
(あの、どなた様で…?)
(ま、まままさか…貴女様は!?)
『今は姿を見せることはできないけど…久しいね。ヴェルドラ』
(知り合いだった!?)
(古き知人でな。なぜそのスライムの中に…?お姿を見せられないというのは…)
『……“今は”。』
ふむ。何やら事情があるらしい。声で理解した。
『ここまでの道のりは長かったな。『先代エルフ』の二つ名を持つ、エリシア。
君の先祖だ。スライム』
(…………ええっ!?)
(ということは!!そこのスライムが先代様の子孫、と!?)
『そう。で、どこまで話した?』
話の切り替えまで早かった。流石としか言いようがないだろ。
エリシアに経緯を追って説明した。俺達が語っていたこと…この世界のことや勇者のこと…俺にいつか運命の人ができるのではないかということも一応話してやった。脳内越しだが、理解はできたようで。
ちなみに、ヴェルドラと会話ができるのは『念話』というものらしい。思念伝達に似た…そんなところだ。
『それで今、ヴェルドラと友達に?
バカ。普通、竜種と友達になろうってやつ、この世に存在しない。君だけだ。スライム』
(って言われても…ずっと封印されてるヴェルドラの気持ち考えてみろよ。可哀想だろ!)
(うぅ…しくしく…いいこと言うではないか!
それなら、お前に名を授けよう!
先代様も如何しますか?)
『…私はいい。』
(俺は構わないけど…せっかくこうして会えたんだし、先代様も…な?)
子孫の願望に応え、自身も名付けに参戦することに。
ヴェルドラ…ではなく、スライムに名を考えよと攻めてきた。
(俺頼りにすんなよ…
んーそうだな…暴風…
暴風=テンペスト
でどうだ?)
天才的なネーミングセンスだと俺は思う。『テンペスト』という名に二人が納得。
今日から『ヴェルドラ=テンペスト』と名乗ることにしたヴェルドラ。
『エリシア=テンペスト』と名乗ることにしたエリシア。
そして
『リムル=テンペスト』
という名が刻まれた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その後、『無限牢獄』の封印を解除するため、様々な策を提案していった中で一つ──
「『捕食者』で胃袋に収容」
することは可能らしい。大賢者によると。
(それはナイスアイデアだ!是非やってくれ!)
(よしわかった!その代わり、さっさと『無限牢獄』から脱出してこいよ?)
(うむ、任せよ!)
『捕食者』を発動し、ヴェルドラという巨体ごと捕食して見せた。
それは実に呆気ない。改めてエリシアに声をかけてみた。
(さて、先代様。外に向けて進みますか)
『そんな改まった口調じゃなくても気軽に話してくれて構わない』
(そうか?じゃあ…エリシア、で)
『…歩きながら話そうか。私と君のこと…互いに知る必要があるからな』
俺達は、洞窟の外を目標に、進行していった。
この日、激震が走った。それは……暴風竜ヴェルドラの消滅が確認されたことだ。