日記帳
うみねこがなき始めた
2022/10/02 21:51今さらながら「うみねこのなく頃に」のコミカライズを集め始めています。EP8まであるし、気長にゆっくり楽しもうということで毎月のご褒美的な感じで購入しています。本当は紙で欲しかったけど、絶版&プレミア価格によって絶望的なので電子版で読んでいます。でも赤字が赤で書かれてるから電子版も良いですね!色があると緊迫感や圧迫感がより強く感じられるので、電子版で集め始めて良かったなーとほくほくしています。
うみねこはアニメを見て、推理とかはよく分かんないけどおもしろーい!という感じで好きになった作品です。
内容をざっくりまとめると、不可思議な存在である魔女の伝説が語り継がれている孤島で、その伝説の魔女の名を名乗る者によって人間では不可能としか思えないような恐ろしい殺人が繰り返される。しかし魔女の存在を信じない主人公が「これは人間による殺人だ」と主張。果たして一連の事件は人間が何らかのトリックを用いて行った殺人なのか、あるいは魔女が魔法で行った殺人かを推理によってバトルする…というお話です。
クローズドサークル系の推理ものはたくさんありますが、うみねこのようにそもそも人間で実行可能なミステリーなのか、それとも魔法が使える魔女のみに可能なファンタジーなのか…とジャンルそのものを問うものは初めてだったので、当時ものすごい衝撃を受けました。非常にグロテスクでショッキングな描写が多いのでおいそれと勧めることはできないのですが、刺さる人にはよく刺さる作品だと思います。
今回はEP1の「Legend of the golden witch」の感想を。
作画担当の方の力量がすごくて、不穏なシーンや不気味な空気が流れる場面のおぞましさや臨場感が大きかったです。アニメを見たのもずいぶん前のことなのに、台詞を追っていると頭の中で声が自然と再生され、キャラクター達の一挙一動も動画に迫る画面作りがされていてドキドキしました。それも臨場感の一因かもしれません。
アニメ視聴時は何も情報がないのでずっと頭にハテナの飾りをつけっぱなしにしていましたが、改めて読むときちんと伏線が張られていて感動しました。些細な所にしれっと挟み込んでいて、しかもそれが伏線だなんて微塵も思っていなかったので改めて見て驚きました。こういうスマートな仕込みに気づいた時の脳汁ってすごいですよね…この地点で既に良い買い物をした!と思いました。
うみねこで最初に受けた衝撃は最初の殺人ですが、こちらもすごかったです。漫画だとしっかり描き込めるし、しっかり見つめられるので、例の顔面耕しシーンでびっくりしました。歯がぐちゃぐちゃになってる所でうわ…うわ…と声が漏れました。
EP1の好きなシーンの一つに秀吉・絵羽夫妻の客室での会話があります。絵羽は出だしから嫌な女だなと感じていたので、ここで彼女の弱さを見た時はギャップに驚きました。この地点で既に右代宮ってろくな家じゃないと思っていたので、秀吉が笑顔で彼女と歩んだ人生を肯定したのが衝撃でした。私は絵羽の嫌味な一面ばかり見ていたので、なぜこんな気のいい人が絵羽と…?政略結婚で渋々なんだろうか…?なんて思っていたのですが、2人の間には確かな愛があったんだとここで分かって嬉しくなりました。秀吉の新婚時代の続きや!大晦日前には…という発言に対して頬を染めて今すぐがいいとねだる絵羽がすごく可愛い。子供が成人したそこそこいい歳の夫婦でも、こうしてお互いを男女として見て愛しているのはすっごく素敵だな〜!と思いました。アニメを見た時は幼かったのでその後の展開は全く察しがついていなかったのですが、今の分かっちゃう年齢で見ると一層このシーンへの慈しみが増します。
生存者が金蔵の私室に缶詰になるシーン、夏妃の必死さも今思えばこれくらい非道になっても仕方ないのかなと思います。夏妃にとっての朱志香はただ産んだだけじゃない、長い時を経てようやく儲けた子供だからそりゃあそんな愛娘絶対に死なせるわけにはいかないなと…羊かもしれない人を追い出す彼女は非道でも、かといって全面的に悪いかと言われれば悩ましいですね。どのような鬼にもなるという言葉は、EP1の中でもかなり印象深いです。
そして最後にやっと出てくるベアトリーチェ!お茶会で姿を表すシーンが本当に美しくてため息が漏れます。ベアト推しなのでついに!と狂喜しました。分かっていても推しが出る瞬間は心が新鮮にときめきますね。ベアトの美しい微笑みも、茶目っ気のある可愛らしい笑顔も、性格の悪さが全面に出たゲス顔もイキイキとしていてすごく最高。ここからうみねこの見どころである推理バトルが始まるんだ!とワクワクしました。私は論理パズルですら、問題を見た瞬間に「よし、ここは捨てよう」となるタイプなので、その辺りのシーンはただ見るだけです。だから必死に人間説で食らいつく戦人の頭の動かし方に感心し続けるばかりでした。まぁこの後赤字でバッサバッサ切られはしますが、たまにベアトを唸らせる場面もあるので本当にかっこいい。
章を贅沢に使った実質プロローグなEP1。ここからうみねこの物語が始まるんだ!と心が踊ります。今はEP2まで読破したので、その感想も後日書きたいです。
早く続きを読みたくてたまらないけど、こうしてじっくり各章を味わうのも楽しいです。次のご褒美タイムまでEP2を噛み締めようと思います。
急に話が変わるんですが、最近ミリシタのLPがやっと5000を越えました。やったー!嬉しいー!
うみねこはアニメを見て、推理とかはよく分かんないけどおもしろーい!という感じで好きになった作品です。
内容をざっくりまとめると、不可思議な存在である魔女の伝説が語り継がれている孤島で、その伝説の魔女の名を名乗る者によって人間では不可能としか思えないような恐ろしい殺人が繰り返される。しかし魔女の存在を信じない主人公が「これは人間による殺人だ」と主張。果たして一連の事件は人間が何らかのトリックを用いて行った殺人なのか、あるいは魔女が魔法で行った殺人かを推理によってバトルする…というお話です。
クローズドサークル系の推理ものはたくさんありますが、うみねこのようにそもそも人間で実行可能なミステリーなのか、それとも魔法が使える魔女のみに可能なファンタジーなのか…とジャンルそのものを問うものは初めてだったので、当時ものすごい衝撃を受けました。非常にグロテスクでショッキングな描写が多いのでおいそれと勧めることはできないのですが、刺さる人にはよく刺さる作品だと思います。
今回はEP1の「Legend of the golden witch」の感想を。
作画担当の方の力量がすごくて、不穏なシーンや不気味な空気が流れる場面のおぞましさや臨場感が大きかったです。アニメを見たのもずいぶん前のことなのに、台詞を追っていると頭の中で声が自然と再生され、キャラクター達の一挙一動も動画に迫る画面作りがされていてドキドキしました。それも臨場感の一因かもしれません。
アニメ視聴時は何も情報がないのでずっと頭にハテナの飾りをつけっぱなしにしていましたが、改めて読むときちんと伏線が張られていて感動しました。些細な所にしれっと挟み込んでいて、しかもそれが伏線だなんて微塵も思っていなかったので改めて見て驚きました。こういうスマートな仕込みに気づいた時の脳汁ってすごいですよね…この地点で既に良い買い物をした!と思いました。
うみねこで最初に受けた衝撃は最初の殺人ですが、こちらもすごかったです。漫画だとしっかり描き込めるし、しっかり見つめられるので、例の顔面耕しシーンでびっくりしました。歯がぐちゃぐちゃになってる所でうわ…うわ…と声が漏れました。
EP1の好きなシーンの一つに秀吉・絵羽夫妻の客室での会話があります。絵羽は出だしから嫌な女だなと感じていたので、ここで彼女の弱さを見た時はギャップに驚きました。この地点で既に右代宮ってろくな家じゃないと思っていたので、秀吉が笑顔で彼女と歩んだ人生を肯定したのが衝撃でした。私は絵羽の嫌味な一面ばかり見ていたので、なぜこんな気のいい人が絵羽と…?政略結婚で渋々なんだろうか…?なんて思っていたのですが、2人の間には確かな愛があったんだとここで分かって嬉しくなりました。秀吉の新婚時代の続きや!大晦日前には…という発言に対して頬を染めて今すぐがいいとねだる絵羽がすごく可愛い。子供が成人したそこそこいい歳の夫婦でも、こうしてお互いを男女として見て愛しているのはすっごく素敵だな〜!と思いました。アニメを見た時は幼かったのでその後の展開は全く察しがついていなかったのですが、今の分かっちゃう年齢で見ると一層このシーンへの慈しみが増します。
生存者が金蔵の私室に缶詰になるシーン、夏妃の必死さも今思えばこれくらい非道になっても仕方ないのかなと思います。夏妃にとっての朱志香はただ産んだだけじゃない、長い時を経てようやく儲けた子供だからそりゃあそんな愛娘絶対に死なせるわけにはいかないなと…羊かもしれない人を追い出す彼女は非道でも、かといって全面的に悪いかと言われれば悩ましいですね。どのような鬼にもなるという言葉は、EP1の中でもかなり印象深いです。
そして最後にやっと出てくるベアトリーチェ!お茶会で姿を表すシーンが本当に美しくてため息が漏れます。ベアト推しなのでついに!と狂喜しました。分かっていても推しが出る瞬間は心が新鮮にときめきますね。ベアトの美しい微笑みも、茶目っ気のある可愛らしい笑顔も、性格の悪さが全面に出たゲス顔もイキイキとしていてすごく最高。ここからうみねこの見どころである推理バトルが始まるんだ!とワクワクしました。私は論理パズルですら、問題を見た瞬間に「よし、ここは捨てよう」となるタイプなので、その辺りのシーンはただ見るだけです。だから必死に人間説で食らいつく戦人の頭の動かし方に感心し続けるばかりでした。まぁこの後赤字でバッサバッサ切られはしますが、たまにベアトを唸らせる場面もあるので本当にかっこいい。
章を贅沢に使った実質プロローグなEP1。ここからうみねこの物語が始まるんだ!と心が踊ります。今はEP2まで読破したので、その感想も後日書きたいです。
早く続きを読みたくてたまらないけど、こうしてじっくり各章を味わうのも楽しいです。次のご褒美タイムまでEP2を噛み締めようと思います。
急に話が変わるんですが、最近ミリシタのLPがやっと5000を越えました。やったー!嬉しいー!