絶海突破しました。CMに推しのアサシン・パライソがいたのでワクワクしていたのですが、いかんせんその映り方が血塗れで倒れているという非常に不穏なものだったので何が起きるのやらとソワソワでした。すごく良かったです。
以下アトランティスのネタバレやパライソの真名、SNとhollowの話も含みます。
ところでもう真名伏せ文化って消えました？そんな気配はするけど時が止まってるので一応ワンク挟む方向で行きます。




ACコラボからの復帰勢なのでその期間のことは分かりませんが、私がプレイしていた時期は千代女のまともな出番というと剣豪しかなかったんですよね。その剣豪も宿業のせいで千代女本人とは言い難いものですし……だからCMを見た時「ついに正気の千代女がメンストで見られるのか！？」と湧きました。
新生アルゴノーツ全員に該当することですが、千代女も大役を担っていてとても嬉しかったです。呪いに蝕まれる彼女にとんでもない役回りさせるなイアソン！！実際乗った千代女も頭おかしいだのギャンブラーだの散々に言っててちょっと面白かったです。ただ食われるだけに終わらず、異聞帯側に一杯食わせて瓦解を誘うという最高の役目をもらってて嬉しかったです。味方側にいる推しって良いですね。fateシリーズの推しは初登場時の千代女も含めほとんどが敵陣営なので、それとは違う一面も見られて良いなぁと思いました。まあ私は贅沢者なので、正気の状態で敵側に立つ千代女も見てみたいなぁ…なんて思ったりもするのですが…
突破後にCMを見直して気づいたのですが、アップの時の千代女笑ってますね！？初見はスマホだったのと千代女がいることに動揺してきちんと見られてなかったのですが、iPadで再度見たらしてやったりといった感じで笑ってたのでハァ〜〜〜〜サイコ〜〜〜〜〜！！！！！とひっくり返りました。

千代女のためだけに読み始めたストーリーですが、気付いたらアトランティスでもらった聖杯をイアソンに食わせていました。めちゃくちゃ好きになっちゃって、ここで取れた聖杯をイアソン以外の誰が受け取るべきなんだよ！？とすぐに突っ込んでいましたね。
アトランティス後に聞いた絆ボイスが、ずっと緩やかに鳩尾を押し潰してきます。有言実行、彼は最期までぐだ達と共に駆け抜けてくれました。後半はどんどん新生アルゴノーツが退場し続けていたのでイアソンだけが生存してくれたのがまだ救われましたが、やっぱり無事とは言いきれない状態だったんだな…そりゃあの流れでピンピンしてる方がおかしいんだけど…道中が怒涛すぎてすっかり頭から抜けていたメディアリリィの礼装がここで回収されるなんて！！イアソンはしょっぱそうにしていましたが、メディアの理解度の高さに感服しました。リーダーが死にかけだとどうしても指示を受ける側の気が散漫になってしまうし、そういう点でも最高の礼装だったと思います。
リーダーに最も重要なことは生存だと考えるイアソンにとって、自分が死にかけという事実は彼の矜恃に反します。礼装を解いたタイミングがぐだ達の脱出後という辺り、勘づかれるのも良しとは思わないのかなとも。船長たる自分は決してそんな姿を船員に見せてはならない、みたいな…ありったけの力を振り絞って遺したのがそんな彼の心を汲むものなの、とてもいいですね…SNとhollowを通っている身としては些か複雑ではありますが、少なくとも洗脳された意識の中では彼女の愛は真実だったんでしょうね…いや奥底では帰りたがってたんだけど…感情めちゃくちゃなるわ…
ところであの礼装っていつから役に立ってたの？どの段階から見せられない姿になってたの？お前はいつから張りぼての元気な自分だったの…？

あとオリアルがめちゃくちゃ最高でした。アルテミスの矢印が目立つ2人ですが、なんだよオリオンお前アルテミスのことめちゃくちゃ好きじゃん…！？アルテミスを撃ち落とした宝具がオリオン(アルテミス)の宝具と重なる愛の告白なのしんどい…かつての約束をきちんと守るオリオンも、それを受けたことが喜ばしい異聞帯アルテミスもめちゃくちゃしんどかったです…オリオンめちゃくちゃかっこよかったなぁ…アルテミスが深く愛した相手がオリオンで良かったです。まぁ浮気性はいけないですが。そこまで熱烈に愛する女がいるならその女だけ見てなさいよ。浮気いくない。

そしてクリア報酬の礼装がずるかった。こんなにいたのにみんな死んじゃった…でも無為に投げ捨てた訳ではなく、全員が最大以上に戦った結果なので、悲しさはあれど一種の爽快感も感じました。うっかりストガチャ回したけど1枚しか来ませんでした。いつか完凸させたいです。

イアソンの幕間も良かったです。ギャグタッチではありましたが、カタルシスの強い話でした。生前メンバーはもちろん、アトランティス組も面接を受けるまでもなく自分がアルゴノーツだと思ってるんだな…記録に残る冒険だったんだな…と沁みるものがありました。
あとインドで散々苦しめられたジュナオが真っ先に面接を受けた事実が面白すぎてしばらく笑いました。何人分の戦力？

思わぬところからいろいろ刺されて動揺しましたが、とても面白いストーリーでした。でもよく考えたら頭が良い男やクソ人間が好きな私がイアソンに落ちないわけなかったな…実装済の推しは全員周回適正がないので、なんならシステムまで組めちゃうイアソンで周回できるのが楽しいです。

推しが全員Arts型なので、最強になってもらうためにもキャストリアの復刻を待っています。