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ひどい夢だと思った
棺桶に入れられてるわ、火を噴く喋る狸に焼かれそうになるわ、魔法士?の学校の校長を名乗る仮面舞踏会の男の人に会うわ(狸に丸焼きにされそうになったところを助けてくれた。ありがとうございます。でもそれ自分のペットじゃないんです)(そういえば、夢を夢だって分かることなんて言うんだっけ?)
この夢では、自分はこの学校に入学するらしい
会場へと向かう学園長の後ろを歩きながら廊下の景色や夜の肌寒さを感じて、やけにリアルだなぁと考えていた
"それにしても学園長はどこに行っちゃったのかしら?
式の途中で飛び出して行っちゃったけど……"
大きな扉に近づくと、ガヤガヤとした中からよく通る声と、続いてくぐもったような声が聞こえた。
"……放……"
『…(……いや気のせいかもしれない)』
"腹でも痛めたんじゃないか?"
バァン!
「違いますよ!」
「あ、来た」
どうやら目の前にいるのは、本当に学園長らしい。こんな学園長いるか?なんて思ってません。
「狸くんは私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ」
「ふぐぐー!!!」
『はあ……その狸自分のじゃないんですけど…』
そうこうしているうちに寮分けというものがあるらしく、鏡の前へと誘導される
「汝の名を告げよ」
『!(狸だけじゃなく鏡まで喋った…)
夏樹 悠です』
「夏樹 悠……
汝の魂のかたちは………」
「…………」
『…………』
「…………」
『…………』
……いや長くないですか?
引っ張りすぎ引っ張りすぎ!周りの視線が痛い!!早くし「わからぬ」
シン、、と、それまでざわついていたのが嘘のように辺りが静まり返った
「なんですって?」
真面目な声で学園長が聞き返すと闇の鏡は続けた
「この者からは魔力の波長が一切感じられない……
色も、形も、一切の無である。
よって、どの寮にもふさわしくない!」
その後、学園長が魔法がつかない人間を馬車が迎えに行くなんて、とか生徒選定の手違いなんて、とか言ってるし
狸がまた火を吹き出して、代わりに入学しようとするし(そのせいで尻に火がついてた人もいた)
生徒に事態を収拾させようとする学園長と、反抗しまくる生徒(アズールと呼ばれる眼鏡の生徒は協力的だった)(内申点稼ぎらしい)を見ながら自分は、
『……
(やっぱ夢でも魔法は使えないか〜!!)』
と地味にショックをうけていた。
『(結構リアリティあるからイケると思ったけど、自分の想像力はそこまで高くなかったか…)』
そうこうしているうちに、狸は赤毛の厳しそうな人に首輪をつけられていた
「ハートの女王の法律・第23条…"祭典の場に猫を連れ込んではならない"
猫であるキミの乱入は重大な
「オレ様は猫でもねぇ〜っ!!」
暴れる狸は炎を出そうとしたようだが、首輪が外れるまで魔法を使えない魔法らしい。
狸はペットじゃない!と叫んでいたが、赤毛の人もこっちから願い下げだ、と心底嫌そうに言葉を投げ捨てた
「いや~、相変わらず素晴らしいですね。どんな魔法でも封じてしまう、リドルさんのユニーク魔法。
絶対に欲しい……じゃなくて、僕なら絶対にかけられたくありません」
どうやら赤毛の人はリドルというらしく、アズールが眼鏡を上げながら呟いている
「どうにかしてください!貴方の使い魔でしょう!?」
『見知らぬケモノですってば。
何度も言ってるじゃないですか!』
「…そ、そうでしたっけ?」
ようやく自分のペット(使い魔?)では無いという言葉が学園長の耳に届いた。
ごほん!と誤魔化すように咳をした学園長は、狸を外につまみ出すよう指示をする
「にぎゃー!離すんだゾ!」
狸は暴れるがやはり火は出せないらしく、「大魔法士になってやるんだゾー!!」と叫びながら退場させられていた
バタンッッ!!
無慈悲に閉まった扉をぼんやりと見ながら、ちょっとかわいそうと思いつつ、自分の夢の中なのにどうしてあんなに必死なんだろうと違和感を感じた
「さて、少々トラブルはありましたが入学式はこれにて閉会です。各寮長は新入生を_」
入学式の閉会の合図を学園長が出そうとしたときだった
ガゴンッ ドサッ ゴンッ
『〜〜っ……!!!』
一つの棺桶…もとい扉から何かが落ちた様な音と、痛みを堪える声にならない声が聞こえてきたのは
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