ハロウィンパーティー?
ここは何処かにある、飾り付けのされた大きな部屋に青年がふたり。
「…というわけで、ハロウィンパーティーをする事になったみたいだよ?」
白金色の髪をした青年が、少し大きめの段ボール箱を床に置きながら言う。
「…何が『というわけで』なんだ?そもそも誰の計画なんだ、誰の?」
首をかしげ、白金色の髪をした青年に訊ねたのは栗色の髪をした青年だ。
彼は、置かれた段ボール箱を指差すと言葉を続ける。
「それと、これは?」
「え?これ?うーん、お楽しみ箱…みたいなものかな?それと発起人は、本人希望で秘密」
白金色の髪をした青年は、微笑みながら段ボール箱の蓋を叩いている。
叩く音は軽い――おそらく、あまり重みのないものが入っているのだろう。
「僕は準備をしたから、君はあのふたりを呼んできてくれるかな?揃ったら、『コレ』を配るからね」
そう言った彼は、何やら楽しそうに笑っていた。
***
「…で、何だ?俺は忙しいんだが?」
呼び出された焦げ茶色の髪をした青年は、不満そうな表情で栗色の髪をした青年の隣に立っている。
「倉世 、お前だって俺の仕事の多さはわかっているだろ?」
「…わかっているが、まぁ少しくらいは大丈夫だろ?七弥 」
不満を口にする焦げ茶色の髪をした青年・七弥 に、栗色の髪をした青年・倉世 は宥めるように言う。
「たまには息抜きも必要だろ、な?」
「………」
倉世 の言葉に、七弥 は納得いかない様子で倉世 と段ボール箱の傍に立つ白金色の髪をした青年を順番に見やった。
「貴方は、一体何をさせるつもりですか?」
「…君、僕には妙な壁作るよね?」
七弥 の言葉に、白金色の髪をした青年は不満げに呟く。
「まぁ、いいけど……あとひとり来たら説明をはじめるよ」
「…あとひとり?」
七弥 は首を傾げ、倉世 を見た。
「他に誰が来るんだ…?」
「白季 に、呼ぶよう頼まれたのはお前と音瑠 のふたりだけだが……」
七弥 の問いに、倉世 は首を傾げながら答えると白金色の髪をした青年・白季 は笑顔で頷く。
「うん、僕が倉世 に頼んだよ。ちょっとやりたい事があってね……」
「やりたい事?」
白季 の言葉に、七弥 は不信げに眉をひそめた。
「やはり、何か企んでいますね?」
「……僕が企んだらいけないのかな、七弥 ?」
怪しげな笑みを浮かべた白季 は、七弥 の肩に手を置く。
七弥 は肩に置かれた白季 の手を払いのけ、小さくため息をついた。
「はぁ……仕方ない。話を聞くだけ聞いてやろう。内容によっては、すぐにでも帰らせてもらうぞ」
「うん、それでもいいよ……帰れるなら、ね?」
最後の「帰れるなら」の部分は聞こえるか聞こえないかわからない小さな声で言った白季 は、ちらりと倉世 に目を向ける。
その視線の意味に気づいた倉世 は、ゆっくりと白季 から視線を外した。
(もし逃げようものなら、どんな手を使ってでも引き止めろって事か……)
七弥 を呼びに行く前に白季 に言われた言葉を思い出し、彼は困った様子でため息を漏らす。
(アイツの…底知れない体力に、俺が勝てるわけがないだろうっ!)
倉世 が心の中で叫んだ事を、白季 は気にしていないし七弥 も知らない。
ふたりから見たら、倉世 がひとり頭を抱え考え込んでいるようにしか見えないのだから……
***
「…というわけで、ハロウィンパーティーをする事になったみたいだよ?」
白金色の髪をした青年が、少し大きめの段ボール箱を床に置きながら言う。
「…何が『というわけで』なんだ?そもそも誰の計画なんだ、誰の?」
首をかしげ、白金色の髪をした青年に訊ねたのは栗色の髪をした青年だ。
彼は、置かれた段ボール箱を指差すと言葉を続ける。
「それと、これは?」
「え?これ?うーん、お楽しみ箱…みたいなものかな?それと発起人は、本人希望で秘密」
白金色の髪をした青年は、微笑みながら段ボール箱の蓋を叩いている。
叩く音は軽い――おそらく、あまり重みのないものが入っているのだろう。
「僕は準備をしたから、君はあのふたりを呼んできてくれるかな?揃ったら、『コレ』を配るからね」
そう言った彼は、何やら楽しそうに笑っていた。
***
「…で、何だ?俺は忙しいんだが?」
呼び出された焦げ茶色の髪をした青年は、不満そうな表情で栗色の髪をした青年の隣に立っている。
「
「…わかっているが、まぁ少しくらいは大丈夫だろ?
不満を口にする焦げ茶色の髪をした青年・
「たまには息抜きも必要だろ、な?」
「………」
「貴方は、一体何をさせるつもりですか?」
「…君、僕には妙な壁作るよね?」
「まぁ、いいけど……あとひとり来たら説明をはじめるよ」
「…あとひとり?」
「他に誰が来るんだ…?」
「
「うん、僕が
「やりたい事?」
「やはり、何か企んでいますね?」
「……僕が企んだらいけないのかな、
怪しげな笑みを浮かべた
「はぁ……仕方ない。話を聞くだけ聞いてやろう。内容によっては、すぐにでも帰らせてもらうぞ」
「うん、それでもいいよ……帰れるなら、ね?」
最後の「帰れるなら」の部分は聞こえるか聞こえないかわからない小さな声で言った
その視線の意味に気づいた
(もし逃げようものなら、どんな手を使ってでも引き止めろって事か……)
(アイツの…底知れない体力に、俺が勝てるわけがないだろうっ!)
ふたりから見たら、
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