11話:いくべき未来

あの時、何が起こったのか…私は、今も信じられず夢現のようだ。


ベッドに横たわったまま、ぼんやりと天井を見つめ…何かを求めるように手を伸ばしてみる。

何も掴めずにいるその手を、横から伸びた手がそっと握り返す。


そちらへ顔を向けると、そこにいたのは私のよく知っている――




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