4話:禁断の墓標
真っ白な場所で、彼女はひとり思案する――
あの子ばかり許されてずるい…でも、何で?
どうして、私からあの方を取るの?
どうして、あの方から大切にされるの?
私は…あの方の力になる為に、全てを――
何も知らないようだったから……
私が連れて行ってあげようとしたのに……
みんなが邪魔をするから――
仕方ないから、同じようで違う役目の子をあの子の代わりに連れていってあげたというのに…
誰ひとり、理由に気づきもしないなんて……
――どうして、上手くいかなかったのかしら…?
ぁ、そうだ!
あの時に連れてきた…この力に押し潰されて、お人形さんのようになった子達を使えば――
きっと、あの子も喜んでくれるわよねぇ…あははは。
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