小ネタ

椿が咲いた

2020/02/22 15:11
きみを見ていると胸が痛い、と気が付いたのはいつからか。
忘れてしまうくらいには前のこと。僕はひとりの女の子に恋をしました。けれども女の子は僕には応えてくれず、他の男の元へと行ってしまった。
怒ったし、くるしかったし、どうしようもないくらい悔しかったのを覚えている。
でも、もう大丈夫。

「これできみはもう、どこにも行かないね」

にっこり笑ったきみの心臓の上には、赤い紅い椿が咲いた。

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