小ネタ
愛を知らない王太子×花屋の娘
2019/03/14 01:20ついったlog
私の息の根を止めるのはあなたがいい。
そんな言葉を吐かれた。
花束を作っていた私はハッと鼻で笑ってしまった。
「今日結婚される王太子様が何を仰っているのかしら?」
「そうだな……そうだったな……」
悲しげな瞳をする王太子はゆるりと首を振りながら言う。
「愛なんて知らないままが良かった」
そんな言葉を吐かれた。
花束を作っていた私はハッと鼻で笑ってしまった。
「今日結婚される王太子様が何を仰っているのかしら?」
「そうだな……そうだったな……」
悲しげな瞳をする王太子はゆるりと首を振りながら言う。
「愛なんて知らないままが良かった」