小ネタ
霊感少女とびびり先輩
2020/12/29 19:56散文続かない筈だったその後
好きになった先輩は、超がつく程に憑かれやすい体質でした。
一体何を言っているのか普通の人には分からないかもしれないけれども、それが事実なのだから仕方がない。
「せんぱーい。どうしてそんなにくっ憑けているんですか?」
「もうこの際俺は何も聞かない。何も言わずに祓ってくれ」
「んー。まあ、良いですけど」
こう言ってはなんだが、先輩に憑いているのはこの辺では何十人とあの世送りにしたか分からない悪霊中の悪霊。まあ、邪神と言っても過言ではないモノだ。
ソレに引っ憑かれている先輩は本当に可哀想だなぁ、と思いながら。
私は先輩との関わりがまだあることに安堵しているのだ。
「ナニ笑ってんだ神山」
「先輩はなかなか面倒くさいモノに好かれるなぁと思いましてね」
一体何を言っているのか普通の人には分からないかもしれないけれども、それが事実なのだから仕方がない。
「せんぱーい。どうしてそんなにくっ憑けているんですか?」
「もうこの際俺は何も聞かない。何も言わずに祓ってくれ」
「んー。まあ、良いですけど」
こう言ってはなんだが、先輩に憑いているのはこの辺では何十人とあの世送りにしたか分からない悪霊中の悪霊。まあ、邪神と言っても過言ではないモノだ。
ソレに引っ憑かれている先輩は本当に可哀想だなぁ、と思いながら。
私は先輩との関わりがまだあることに安堵しているのだ。
「ナニ笑ってんだ神山」
「先輩はなかなか面倒くさいモノに好かれるなぁと思いましてね」