小ネタ
天魔界事変
2018/01/27 04:39連作幕の外
俺には親友とも悪友とも言えるような仲のヤツが居る。
そいつは何かにつけて「ネクタイの柄が変」だの「そのシャツは有り得ない」だの「スーツの色が馬鹿なんですか?」だの文句を言う。
けれども生来の世話焼きなのか色々言いながらも付き合ってくれる良い奴だ。
神に対しての反骨精神と言うか同族嫌悪が少々酷いが、神が信頼する天使だったと思う。
そんなそいつがこの度『堕天願い』を出した。
「まじか」
「まじです」
「……まあ、あの魔王様お前の理想そのものだったからな」
「あんなにも素敵な方がこの世にいらっしゃるとは!嗚呼…百年後が楽しみです!」
堕天願いは百年後に受理される。
色々ツッコミたいが、こいつが楽しそうなら良いかと俺は肩を竦めた。
そいつは何かにつけて「ネクタイの柄が変」だの「そのシャツは有り得ない」だの「スーツの色が馬鹿なんですか?」だの文句を言う。
けれども生来の世話焼きなのか色々言いながらも付き合ってくれる良い奴だ。
神に対しての反骨精神と言うか同族嫌悪が少々酷いが、神が信頼する天使だったと思う。
そんなそいつがこの度『堕天願い』を出した。
「まじか」
「まじです」
「……まあ、あの魔王様お前の理想そのものだったからな」
「あんなにも素敵な方がこの世にいらっしゃるとは!嗚呼…百年後が楽しみです!」
堕天願いは百年後に受理される。
色々ツッコミたいが、こいつが楽しそうなら良いかと俺は肩を竦めた。