過去拍手お礼文
「あ、ねえ芳くん?今度芳くんにお弁当作ってきてもいいかな?」
「んー?いいに決まってるじゃん」
伺うように俺を見上げる春乃にニッコリと笑ってそう言ってやれば、春乃はホッと胸を撫で下ろしていた。
というか俺が春乃が作ってくれる弁当を拒否るとか実は地動説じゃなくて天動説が正しいとかいうレベルでない。
つまりはあり得ない。
「それにしても春乃が弁当作ってくれるの久しぶりだね」
「えーと、それは、その。芳くんは手作りのお弁当が苦手だから作るのは止めた方が良いって言われて…」
「へぇ?誰に?」
「えっ?A組の美島さん、だったかな?」
「ふぅん。そっか。でも全くの嘘だから気にしないで?春乃が前まで作ってくれてたのも全部食べてたでしょ?」
春乃の頭をわしゃわしゃと撫でながらそう言えば、春乃はあからさまに顔を明るくした。
「良かったー。芳くんの嫌なことしちゃってるのかと思ってたから」
「やだなぁ?春乃がする事で嫌なことなんてあるわけないだろ?」
「芳くんは私を甘やかし過ぎるから不安になるの」
「本心だからしょうがないだろ」
困ったように眉を下げれば、あわあわと慌て出す春乃に目を細める。
俺としてはもっと春乃をドロドロに甘やかして俺以外の存在をガン無視するくらい俺に依存させたいのを必死に抑えているんだから、まだまだ甘やかし足りないのが本音だったりするんだけどね。
(それにしても春乃くっそ可愛いなー)
俺の事を考えてくれてるのは嬉しいけど、他人に言われた事なんて信じなくてもいいのに。
そんな純粋な春乃めちゃくちゃ可愛い。さすが俺の天使。
つーかA組の美島?だったか。
純粋な春乃に変なことを吹き込みやがって。
そのせいで暫く春乃の弁当を食えなかった昼休みがどれだけ悲哀に満ちていたか。
ああ゙!マジでどうしてくれようか。
ふ、と仄暗い笑みを浮かべる。
もちろん春乃にはバレないように注意を払いながら。
「明日は芳くんの好きなもの一杯作るね!」
「うん。超楽しみにしてる」
「んー?いいに決まってるじゃん」
伺うように俺を見上げる春乃にニッコリと笑ってそう言ってやれば、春乃はホッと胸を撫で下ろしていた。
というか俺が春乃が作ってくれる弁当を拒否るとか実は地動説じゃなくて天動説が正しいとかいうレベルでない。
つまりはあり得ない。
「それにしても春乃が弁当作ってくれるの久しぶりだね」
「えーと、それは、その。芳くんは手作りのお弁当が苦手だから作るのは止めた方が良いって言われて…」
「へぇ?誰に?」
「えっ?A組の美島さん、だったかな?」
「ふぅん。そっか。でも全くの嘘だから気にしないで?春乃が前まで作ってくれてたのも全部食べてたでしょ?」
春乃の頭をわしゃわしゃと撫でながらそう言えば、春乃はあからさまに顔を明るくした。
「良かったー。芳くんの嫌なことしちゃってるのかと思ってたから」
「やだなぁ?春乃がする事で嫌なことなんてあるわけないだろ?」
「芳くんは私を甘やかし過ぎるから不安になるの」
「本心だからしょうがないだろ」
困ったように眉を下げれば、あわあわと慌て出す春乃に目を細める。
俺としてはもっと春乃をドロドロに甘やかして俺以外の存在をガン無視するくらい俺に依存させたいのを必死に抑えているんだから、まだまだ甘やかし足りないのが本音だったりするんだけどね。
(それにしても春乃くっそ可愛いなー)
俺の事を考えてくれてるのは嬉しいけど、他人に言われた事なんて信じなくてもいいのに。
そんな純粋な春乃めちゃくちゃ可愛い。さすが俺の天使。
つーかA組の美島?だったか。
純粋な春乃に変なことを吹き込みやがって。
そのせいで暫く春乃の弁当を食えなかった昼休みがどれだけ悲哀に満ちていたか。
ああ゙!マジでどうしてくれようか。
ふ、と仄暗い笑みを浮かべる。
もちろん春乃にはバレないように注意を払いながら。
「明日は芳くんの好きなもの一杯作るね!」
「うん。超楽しみにしてる」