まだ芽吹く前のつぼみ
「どうしよう狩野!宮原また話し掛けていいって!?」
「そりゃ良かったじゃん。わざわざ教科書忘れてきた甲斐があったってもんだね!」
「うん。あー…やべぇ…、まだ心臓バクバクいってる」
「藤澤ってホント残念だよね?顔良し社交性良しなのに、実際は好きな子に話し掛けることすら出来ないへたれだもんね」
「うっさいなぁ!俺だって自覚くらいあるっての!」
「ま、良かったじゃん。これでようやく一歩進めるわー」
「……うん、まあ、うん。明日から頑張る」
「今日から頑張りなよ!」
「今日はもう頑張った!つーかムリ!宮原可愛いとか良い匂いだったなとか思い出したら近寄れない!」
「威張りながら変態染みたこと言うな!」
「そりゃ良かったじゃん。わざわざ教科書忘れてきた甲斐があったってもんだね!」
「うん。あー…やべぇ…、まだ心臓バクバクいってる」
「藤澤ってホント残念だよね?顔良し社交性良しなのに、実際は好きな子に話し掛けることすら出来ないへたれだもんね」
「うっさいなぁ!俺だって自覚くらいあるっての!」
「ま、良かったじゃん。これでようやく一歩進めるわー」
「……うん、まあ、うん。明日から頑張る」
「今日から頑張りなよ!」
「今日はもう頑張った!つーかムリ!宮原可愛いとか良い匂いだったなとか思い出したら近寄れない!」
「威張りながら変態染みたこと言うな!」