いつかの夕焼けはまた赤くなる【長編】
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「「「えぇぇーーーー!?」」」
Fischer's7人による大絶叫。
あまりの声量に、私も思わず耳を塞いだ。
そんな私の様子に気づいたのか、お互いにお互いの口を塞いだ。
「もごもご!?もごごごもごも!?」
「いや、手を離してから話せし」
マサイに口を塞がれたまま、シルクは何かを話した。
私に言われて慌てて手を離そうとするけど、マサイは離さない。
挙句に鼻まで塞いだ。
まあ、シルクは持ち前のフットワークの軽さを生かしてしゃがむことで難を逃れた。
そして、改めて私の肩を掴むと
「いつから!?何系の動画撮ってんだ!?
と、矢継ぎ早に聞いてきた。
少し頭をそらしながら私は
「ゲームぅ〜」
とだけ言った。
それを聞いて飛びついたのはダーマ。
「なんのゲーム!?」
「キャラぶれてんな、お前!?」
ダーマのキャラブレにツッコミつつも私は自分の携帯を見せる。
「ゲーム実況者、ハコナでーす」
皆はそのホーム画面を見たあと、首を傾げた。
「聞いたことねー」
「お黙り、ダーマ!お主らのような有名YouTuber様とは違ぇんでい!」
「人の名前でダジャレすんな!」
「不可抗力だわ!」
ガルルルルルルル……なんて効果音がつきそうなレベルでお互いで睨めあう。
まあまあ、なんていいながらぺけたんがその場をなだめてくれた。
「ってかよ、YouTubeやってんなら教えてくれてもいいだろ」
「どうやってさ」
「電話とか?」
唸るように言ったシルクは、言ったあとに無理か。どう呟いた。
そうなんだよね、私って誰一人の電話番号も知らない。
だから、母さんに電話が来たって言われた時はめちゃくちゃ驚いた。
そんな風には見えた無い?……気の所為っすよ。
「おーい、小夏〜?」
「あれ、モトキどしたん」
「どしたんじゃないよ。上向いて一人で驚いてみたりニヤついてみたりしてるから」
「あれ、そういうのって言わないお約束じゃないの?」
「そういうのって?」
まぁ、いいや。とモトキは渋々ながら納得してくれた。
諦めただけやもしれんけど。
(あぁ……懐かしい、この感じ)
中学の頃に戻ったような感覚で私は笑顔を浮かべた。
「とりあえず、うちに向かいますか」
私が声をかけると、全員が「おう!」と返事をした。
相も変わらず元気なこったね。
Fischer's7人による大絶叫。
あまりの声量に、私も思わず耳を塞いだ。
そんな私の様子に気づいたのか、お互いにお互いの口を塞いだ。
「もごもご!?もごごごもごも!?」
「いや、手を離してから話せし」
マサイに口を塞がれたまま、シルクは何かを話した。
私に言われて慌てて手を離そうとするけど、マサイは離さない。
挙句に鼻まで塞いだ。
まあ、シルクは持ち前のフットワークの軽さを生かしてしゃがむことで難を逃れた。
そして、改めて私の肩を掴むと
「いつから!?何系の動画撮ってんだ!?
と、矢継ぎ早に聞いてきた。
少し頭をそらしながら私は
「ゲームぅ〜」
とだけ言った。
それを聞いて飛びついたのはダーマ。
「なんのゲーム!?」
「キャラぶれてんな、お前!?」
ダーマのキャラブレにツッコミつつも私は自分の携帯を見せる。
「ゲーム実況者、ハコナでーす」
皆はそのホーム画面を見たあと、首を傾げた。
「聞いたことねー」
「お黙り、ダーマ!お主らのような有名YouTuber様とは違ぇんでい!」
「人の名前でダジャレすんな!」
「不可抗力だわ!」
ガルルルルルルル……なんて効果音がつきそうなレベルでお互いで睨めあう。
まあまあ、なんていいながらぺけたんがその場をなだめてくれた。
「ってかよ、YouTubeやってんなら教えてくれてもいいだろ」
「どうやってさ」
「電話とか?」
唸るように言ったシルクは、言ったあとに無理か。どう呟いた。
そうなんだよね、私って誰一人の電話番号も知らない。
だから、母さんに電話が来たって言われた時はめちゃくちゃ驚いた。
そんな風には見えた無い?……気の所為っすよ。
「おーい、小夏〜?」
「あれ、モトキどしたん」
「どしたんじゃないよ。上向いて一人で驚いてみたりニヤついてみたりしてるから」
「あれ、そういうのって言わないお約束じゃないの?」
「そういうのって?」
まぁ、いいや。とモトキは渋々ながら納得してくれた。
諦めただけやもしれんけど。
(あぁ……懐かしい、この感じ)
中学の頃に戻ったような感覚で私は笑顔を浮かべた。
「とりあえず、うちに向かいますか」
私が声をかけると、全員が「おう!」と返事をした。
相も変わらず元気なこったね。