いつかの夕焼けはまた赤くなる【長編】
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「はいどーも、Fischer'sハコナでーす。
今回は、他のメンバーにプチドッキリを仕掛けるぜぃ!」
内容は簡単。
私のいない間に注文をする予定のFischer'sだけど、呼び鈴を押しても全く反応がない……というもの。
勿論それだけじゃつまらないので他にも仕掛けてる。
と、そこまで説明していると席の方が騒がしくなってきた。
そっと覗くと、シルクが呼び鈴を連打してる。
反応がないことに気づいたようだ。
そこで次の仕掛け。
掘りごたつ式の席がだんだん熱くなるというもの。
「……なんか焦げ臭くね?」
「あっち!?」
「ホントだ席が熱い!」
こちらにも見事に引っかかった。
あまりに綺麗に引っかかるので最後の仕掛け。
「ハコナ、準備おけ?」
「おけ」
美咲から渡されたのは注文表。
そして、美咲が手元のスマホを操作すると同時にメニュー立ての裏から音楽が流れる。
それは……
『ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン』
「うるせぇ!」
なんということでしょう……先程までならなかった呼び鈴が鳴らしてもいないのに鳴ったではありませんか。
っと、メンバーがメニュー立てに手を伸ばすと同時に通話を切る。
ナイスプレー。
「じゃ、行ってくる」
美咲と拳を交わしてスタコラサッサと皆の元へ戻る。
ただし、要件はお手洗いからの帰宅ではなく
「ご注文承ります」
「お前かよ!」
注文を受けるためだけど。
「ドッキリ大成功〜」
私はそう言って皆を放置して爆笑。
勿論右手にはカメラを持ったまま。
「と、というか……なんで皆してつま先立ちしてんだよ」
「座るとこがあちぃんだよ!」
シルクは怒るように笑った。
忙しい奴め。
私はカメラをマサイに預け、美咲から受け取っていた床暖房のスイッチを切った。
いやぁ、楽しかった。
「そんで、ご注文は?」
「結局ハコナが注文取ることには変わらないんだ」
「ドッキリの協力してもらう代わりに手伝わされてんだわ」
「自業自得だな」
「うるへ」
ザカオが優しく注文をしてくれる横で、ダーマは(´・∀・`)ヘッと笑ってきた。
腹が立ったのでダーマのカレーは10辛にしてあげました、まる。
「いや、食えねぇからな!?」
「お残しは許しまへんで」
「だったら10辛にすんなよ」
「ちっ、じゃあ9辛な」
「変わんねぇ……」
グチグチとしつこいダーマくんに、優しい優しい私は1辛にしてあげました、まる。
今回は、他のメンバーにプチドッキリを仕掛けるぜぃ!」
内容は簡単。
私のいない間に注文をする予定のFischer'sだけど、呼び鈴を押しても全く反応がない……というもの。
勿論それだけじゃつまらないので他にも仕掛けてる。
と、そこまで説明していると席の方が騒がしくなってきた。
そっと覗くと、シルクが呼び鈴を連打してる。
反応がないことに気づいたようだ。
そこで次の仕掛け。
掘りごたつ式の席がだんだん熱くなるというもの。
「……なんか焦げ臭くね?」
「あっち!?」
「ホントだ席が熱い!」
こちらにも見事に引っかかった。
あまりに綺麗に引っかかるので最後の仕掛け。
「ハコナ、準備おけ?」
「おけ」
美咲から渡されたのは注文表。
そして、美咲が手元のスマホを操作すると同時にメニュー立ての裏から音楽が流れる。
それは……
『ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン』
「うるせぇ!」
なんということでしょう……先程までならなかった呼び鈴が鳴らしてもいないのに鳴ったではありませんか。
っと、メンバーがメニュー立てに手を伸ばすと同時に通話を切る。
ナイスプレー。
「じゃ、行ってくる」
美咲と拳を交わしてスタコラサッサと皆の元へ戻る。
ただし、要件はお手洗いからの帰宅ではなく
「ご注文承ります」
「お前かよ!」
注文を受けるためだけど。
「ドッキリ大成功〜」
私はそう言って皆を放置して爆笑。
勿論右手にはカメラを持ったまま。
「と、というか……なんで皆してつま先立ちしてんだよ」
「座るとこがあちぃんだよ!」
シルクは怒るように笑った。
忙しい奴め。
私はカメラをマサイに預け、美咲から受け取っていた床暖房のスイッチを切った。
いやぁ、楽しかった。
「そんで、ご注文は?」
「結局ハコナが注文取ることには変わらないんだ」
「ドッキリの協力してもらう代わりに手伝わされてんだわ」
「自業自得だな」
「うるへ」
ザカオが優しく注文をしてくれる横で、ダーマは(´・∀・`)ヘッと笑ってきた。
腹が立ったのでダーマのカレーは10辛にしてあげました、まる。
「いや、食えねぇからな!?」
「お残しは許しまへんで」
「だったら10辛にすんなよ」
「ちっ、じゃあ9辛な」
「変わんねぇ……」
グチグチとしつこいダーマくんに、優しい優しい私は1辛にしてあげました、まる。