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挿入に耐えるみたいに、シーツをつかんだ白い右手。
自分の手をかさねて、もっと奥に捩じ込んだ。
すこしの抵抗のあと、ゆっくりと俺はヒョクチェのなかに埋まっていく。

「ひぁッ!!・・・あ、あ・・ッ」

ヒョクチェは細い背中を反らした。
後ろから犯されると、すぐに良くなるらしい。

何度もイっちゃうからイヤだって言うけど。
今日くらいいいでしょって、見つめたらおとなしくなったんだ。

「ねえ、日付超えたんだし、ツイートしてよ」

服を脱がせる時に転がり落ちた、ヒョクチェのケータイが目に入って。
俺は思いついたことを言ってみる。

「いま・・、すんの・・? ・・ッん、あ!!」

ヒョクチェの言葉は、甘いあまい喘ぎまじり。
そのカンジ、すっごいそそる。

「俺へのお祝い、してくんないの?」

もう充分に祝ってもらってるんだけどさ。
イジワルをしてみたい。

ヒョクチェはふるふる頭を振って、ケータイを手につかんだ。

震える指先が、タップしづらそうだ。
それでも一生懸命打ってくれる。

嬉しくって、有頂天になった。

「あ、じゃあ、イったらそのたび上げて。ね?」

調子に乗った思考回路が、そんなことを俺に言わせる。

「ちょ・・ッ・・あッ!! 待って・・・ッ、やーッ!!」

さっきから届きそうになってたイイとこを突き上げたら。
ヒョクチェは簡単に吐精した。

「ほら、イったんだから、上げなくちゃ」
「ん・・・んッ・・!!」
「ヒョクチェ、ねえ、はやく」
「あッ・・・、うー・・・」

くたっとベッドに突っ伏しちゃってたから、催促した。
唸ったりしながらもヒョクチェは体を持ち上げて、また画面をたたく。

健気な様子がたまんない。

思わずぐんぐん動かしてしまって。
そのせいで俺もヤバくなってきた。

「上げれた?」
「あ・・げた・・よッ あッ・・ふぁッ!!」

表示された画面に満足して、自分の快感を追いかけることにする。

「よく、できました。俺も一回・・、出す・・・ね?」
「んぅッ!! あ・・、あッ、あーッ!!」

いっぱい揺らしたら、俺のもヒョクチェのなかも悦んだ。
沸き上がるものを躊躇なく、奥に流し込む。

ヒョクチェはびくびくして、またイっちゃったみたいだ。

「あ・・・。ヒョク、もいっかい・・だね?」

抜かないまんま、耳元で囁いたら。
粘膜が、きゅっとなって答えた。

なにその、反応。
すっごいえっちでどきどきする。

ヒョクチェがそんなんなら、このまま続けちゃうんだから。

「あ、なんか・・・、んッ・・あぅッ」

注ぎ込まれたところをまた押し広げられて、ヒョクチェの背中に汗が浮かぶ。
それを舐めあげながら、俺は考えた。

ねえ、ヒョクチェ。
今夜何度、つぶやくことになるのかな。



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