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My Faithful Dog ※


「ん! ・・・あぅ」
俺、そんなトコ弱かったんだ。
知らなかったコトばかりが押し寄せる。
でも、戸惑いそうになる度、柔らかいキスが瞼に落ちてきた。
優しくされすぎて感覚がくすぐったい。

「ヒョク、すき」
ドンヘの甘い声が胸元から聞こえたと思った時、
「!!・・・ひゃう!」
ぺろんと胸の突起を舐め上げられて変な声が出ていった。

「可愛い」
「や!・・・女のコじゃ、ないんだから・・・そんなトコ」
「なんで? ヒョクのここ可愛いもん。触りたい」
「ッあ!・・・あ、あ!」
舌先が弾くように動くと、反応が連鎖するのが自分でよくわかる。

ついドンヘの髪を掴んでしまって見下ろすと、目が合ってしまった。
にーっこり、キレイに微笑む顔は、やってるコトよりだいぶ純粋に見えた。
ドンヘが纏う幸せそうな空気のおかげで、覚悟したよりは緊張しないでいられる。

「その声も、すき」
「や、だよ・・・」
でも、恥ずかしいのには変わりないんだからね!
そんなコト言わないでよ。
されてるコト自体より、自分の反応が自分で耐えられない。

抗議のつもりでドンヘの髪をかき混ぜたら、逆効果だった。
舌が唇が、さっきより追い立てるような動きへと変わっていく。
軽く歯を立てられて、もう一方は指でグリグリされて、どんどん声が高くなる。

「ちょっ、と・・・待って! やだ!・・・や!ああ!!」
そんなトコにそんな刺激を受けたコトがないから、どうしたってやっぱり不安。
俺、なんか普通に感じちゃってるけど、これでいいの?

「・・・白状、していい?」
「な、に?」
喋るならちょっと休んでよ。
器用にほとんど刺激をやめないままドンヘが呟く。

「ヒョクの唇おいしそうだなとか、こーゆートコ敏感そうだなとか、結構昔から思ってた」
友達やりながらっってコト?
「想像通りで、・・・すごい可愛い。なんか感動・・・」
ドンへは溜め息みたいにそう言って、舌先でノックするみたいな動きをはじめた。

「ア!・・ばかぁ・・も、いいから・・・好きにしてッ」
そんなコト言われたらくすぐったいよ。
もう黙って欲しくて、どうしても混ざる変に甘い声と一緒に呟いた。

そしたら、ドンヘの舌と指が一瞬だけ止まる。
「?」と思った次の瞬間には一段階強くなった。
「んんッ!! ふ、あ、あ!!」
吸い付いたまま転がされて、体は勝手に反応する。
どうしよう、そこがこんなに気持ちいいなんて思わなかった。
びくびく震えてしまうのを止められない。

「・・・・訂正。」
「・・・・・ひゃあ!」
きゅうっと噛んでから急に顔を上げるドンへ。
刺激にも行動にもびっくりした。
「想像通りじゃなくて・・・それ以上だった・・・」
なんのコト?

「ヒョクチェ、お前・・・可愛すぎだしエロすぎ」
「な・・・ッ!!・・・・ぅ、んん!!」
思わず絶句。
固まってる隙に唇を食べちゃう勢いでキスされた。

「好きにしてとか・・・反則の域でしょ・・・」
息継ぎの合間にそんな言葉が聞こえる。
クラクラするのは酸素不足のせいだけじゃない。

「ふあ!! ん、んッ!!」
舌を絡めとったままドンヘは右手を下ろして、俺の中心を擦り上げた。
まだ触れられてなかったのに・・・すでに充分すぎる反応をしてたのが分かってしまう。

「もうこんなだよ? すごいね・・・」
ドンヘはもしかしたら、単純に俺の反応に感動してるだけなのかも。
でも、そんな風に言われて恥ずかしくってどうしていいか分からない。
そういうつもりはないんだろうけど、いじめられてるみたい・・・

「ん、く・・・ッ、や、やだぁ」
やっぱりドンヘの刺激は的確で、俺は簡単に追い詰められる。
「ひょく、脱がすよ?」
相変わらずの早業で素肌がさらされて、熱い手のひらに俺は包まれた。

「んあ!! ダメ・・・ダ、メ!! ・・・ッア!!」
背骨をゾクゾクした刺激が駆け上がったと思ったら、・・・俺のそこは暴発した。

「ヒョク?・・・あ・・・」
呼ばないで見ないで。
なんでこんな・・・
「ごめ・・・なさ・・・ッ」
ちょっと撫でられただけなのに、まさかこんな早く達してしまうなんて。
ドンヘは濡れてしまった手のひらを見てる。

「・・・・・・・イっちゃった、の?・・・ヒョク・・」
「ぅ・・・・ん、なんで・・・?」
「可愛い・・・乳首、気持ちよかったからだよね」
「ひゃ!・・・う」
ぺろんと舐め上げて言うから、また跳ねてしまう。

「すごい過敏になっちゃってる・・・」
「も、やだ・・・ッん!あ!」
「でもヒョク、上を気にしてたほうがいいかもよ?」
「・・・え?・・・ッア!!」
そのままくすぐるみたいに刺激しながら、俺ので濡れたドンヘの右手が下の方に滑っていった。

「ゆっくりするけど、痛かったらゆってね」
「イヤ!! そこ、触んの・・・?」
・・・男同士ならどこを使うかは・・・さすがに知ってる。
でも、心の準備なんて出来るわけない。

「ひょく・・・でも、ほぐさないと・・・ね?」
「わ、かってる・・・けど・・・ッん!!」
くるくる、入り口を撫でまわされて、正体不明の感覚に囚われた。

「・・・入れる、よ」
「!!・・・あぅ!・・・ッくぅ・・・」
ぬるぬるの液を味方につけた指先は、強張ったカラダを無視できてしまった。
人の手に触れられることのなかった粘膜の奥に、ドンヘの中指がゆっくり潜っていく。
しかも潤滑油がわりは自分の精液。
こんな事態、相手がドンヘじゃなければ絶対に耐えられない。

「ひょく、平気?」
「へい、き・・だけど・・・すっごいヘン・・ッな、カンジ」
嫌悪感とまではいかないけど、ひたすらの違和感。
心配そうに覗き込んでくるドンヘに、そうとしか答えられない。

「そっか・・・どこ、なのかな?」
「え?・・・ッ!!・・ちょ、待って!!・・ふ、あ!!」
なんだか意味の分からない波が来た。
ドンヘがなかで指の向きを変えた瞬間。

「中にイイとこあるって、ここ?」
「わかんな・・・ッ・・なんか、あ!・・・びりびり、する・・・ッ」
急に襲ってきたこの感覚は・・・間違いなく快感のかたちをしてる。
でも、強烈すぎて痛みに近い。

「・・すご・・い」
「動かさ、ないでぇ!! ああッ!やぁ!!」
あたまの中がピンクのどろどろに染まる。
知らない、こんなの。
羞恥がかき消されるくらい・・・気持ちいい。

「イイんだ、ここ・・・」
「やだぁ!・・・こわい、こわいよッ・・・ひゃう!!」
刺激自体より反応しまくる体がこわい。
つまさきにチカラが入りっぱなし。
前をいじられるより、なんかいろいろ我慢できない。

「ヒョク・・・ねぇ、ひくひくしてきたよ・・・」
目が眩みそうに恥ずかしくなるコトを言って、ドンヘはゆっくり唇を重ねてきた。
甘さが欲しくて必死に舌を絡める。
上からも下からもくちゅくちゅ音がして、頭がくらくらする。

「んんーッ!!・・ふ、ぁあん!!・・んッんッ」
だめだ・・・
さっきイったばっかなのに、もう限界は目の前。
しかも今そっちは触られてないのに。
でも、無理、耐えられない。
・・・ドンヘがこんなにかき回すのが悪いんだ!!

「ヒョク?・・・なんか、きゅうって・・・」
「んあああ!!・・・また、イっちゃ・・・ッア!」
びくん。
背中がしなってひとつ、大きく震えた。
同時に俺は、弾ける。

「ッ・・ッ・・・ふ、・・ッんぅ・・」
前でイくより圧倒的に強い波だった。
出し切った後もチカラを抜けなくて息がうまく吸えないし、まだつまさきは反り返ったまま。

「ひょく、ひょく・・・だいじょぶ?」
ドンヘが心配声で髪を撫でてる。
その優しい感触に集中して、できるだけ深く呼吸をした。

「・・・だい・・じょぶ・・・」
俺がそう呟くまで、ドンヘはずっとそうしててくれた。
なぜか一緒に深呼吸しながら。
・・・可愛い。
思わず少し笑ってしまった。

「・・・その顔可愛い!! 初めて見た!!」
「ッ!!・・ひゃ!!」
なんだか急に興奮したドンヘが動いたら、まだ俺のナカにあった指がつられた。

「あ、ごめん!・・・ヒョク、とりあえず・・・抜くよ?」
「う、ん・・・」
そうしてもらえるとありがたい。
でも・・・

「んぅうう!!・・・ふッ」
やっぱり。
すこしずつ出て行く感覚は、擦られる時よりある意味ヤバイ。
そこで感じる快感を覚えてしまったから、そんな気はしたんだ。
粘膜はドンヘの指を逃すまいと、勝手に締め付ける。

「・・・ヒョクがしてんの?これ・・・」
「んあッ!・・違うよ、バカ!!・・・勝手に、なんのッ」
「・・・エロイ体・・・」
「ゆうな、そゆコトぉ!!」

ほら、やっぱ言われた。
俺だって自分がこんな風になるとは思わなかったんだからね。
でも、全部出て行くまでに、またすっかり呼吸が乱れてしまった。

「ヒョク」
「な、に・・・?」
極甘なドンヘの声。
エロイのはどっちだよ・・・

「入れて・・・いい?」

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