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青年タイム ※



「最初から眼鏡はヒョクのオプションにすればよかったんだよ!!」
「そうか」
「頭良さそうなのにえっちで、すっごい萌えだったんだよ!!」
「あーなるほど」

・・・空耳じゃなかったら、俺は怒っていいよね?

控え室の端っこでPCを覗き込むドンヘとシウォン。
どっかで見たようなその光景。

でも、会話の内容が完全におかしい。

「ちょっと!! なに話してんだよ!!」
バシバシっと立て続けに2人の頭をはたく。

「おはよ、ヒョク」
ふにゃーっとドンヘが笑って答える。

「おはよじゃない!! お前なんでそんなコトべらべら喋んの?!」
あの制服を買うのにシウォンにアカウント借りたとか言ってはいたけど。
だからってなんてコト報告してんだよ?!
他のメンバーにだって聞こえちゃうかもしれない。

「だって、あんまり可愛かったから・・・黙ってらんなくて・・・」
「理由が意味わかんないよ!!」
「まあまあ、ヒョクチェ。特にセックスの内容までは聞いてないから」
「・・・ば、っか!! そゆコトゆーな!!」
諭してるつもりらしいシウォンの言葉にさらに頭が沸騰する。
とばっちりだってわかってるけど、思わずそのがっしりした肩をまた叩いてしまう。

この2人から水平さんの衣装を喜々として差し出されるのは、それから3日後のことだ。


End...
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