スタンリー・ハムニカ(はむ様)
「今までエリック・スリングビーは、誰ともパートナーにならないと、人事課を振り回してきました。気の合う死神と出会えたのは、幸いです。新人の貴方に彼を託すのは少々気が引けますが、パートナーになったからには同等です。貴方がエリック・スリングビーを御せる事を、私も人事課も期待しています」
「……はい! 俺、エリックさんにつり合うパートナーになれるよう、頑張ります! ありがとうございます」
ウィリアムの背を見送ってから、アランは明るい顔を上げた。
「エリックさん、パートナーなんて、良いんですか?」
「ああ。お前以外、パートナーは考えられねぇ。サプライズをしてやりたくってな」
「はい、ビックリしました! よろしくお願いします、エリックさん!」
「ああ。よろしく、アラン。これから対等なんだから、さん付けはやめてくれ」
「え」
「エリック」
エリックは逞しい胸に親指を押し当てて、自分を示す。アランは少し躊躇っていたが、やがて花のように微笑んだ。
「はい! ……エリック」
End?
「……はい! 俺、エリックさんにつり合うパートナーになれるよう、頑張ります! ありがとうございます」
ウィリアムの背を見送ってから、アランは明るい顔を上げた。
「エリックさん、パートナーなんて、良いんですか?」
「ああ。お前以外、パートナーは考えられねぇ。サプライズをしてやりたくってな」
「はい、ビックリしました! よろしくお願いします、エリックさん!」
「ああ。よろしく、アラン。これから対等なんだから、さん付けはやめてくれ」
「え」
「エリック」
エリックは逞しい胸に親指を押し当てて、自分を示す。アランは少し躊躇っていたが、やがて花のように微笑んだ。
「はい! ……エリック」
End?