レイ・ハーモニー(零音様)
オマケ。
「ああ、そう言えばエリック」
エリックの肩を引き寄せ、小声でレイが囁いた。
「キスする時は、眼鏡を外してからにしてくれ。眼鏡課の仕事が増える。幸せにな」
珍しく、エリックが頬に朱をはく。
「レイさん…」
そんなエリックの狼狽えぶりに、レイは喉をくつくつと鳴らした。
「言うまでもなかったかな」
「…あんたこそ、幸せになる番だ」
「ああ、その内にな…」
そして、眼下のアランとニコラスの墓を眺め、五十年ぶりに会心の笑みを浮かべた。
(心配かけたな、ニッキー。俺たちは、もう、大丈夫だ…)
オマケ終わり。
「ああ、そう言えばエリック」
エリックの肩を引き寄せ、小声でレイが囁いた。
「キスする時は、眼鏡を外してからにしてくれ。眼鏡課の仕事が増える。幸せにな」
珍しく、エリックが頬に朱をはく。
「レイさん…」
そんなエリックの狼狽えぶりに、レイは喉をくつくつと鳴らした。
「言うまでもなかったかな」
「…あんたこそ、幸せになる番だ」
「ああ、その内にな…」
そして、眼下のアランとニコラスの墓を眺め、五十年ぶりに会心の笑みを浮かべた。
(心配かけたな、ニッキー。俺たちは、もう、大丈夫だ…)
オマケ終わり。
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