君のいない世界なんて考えられない(キバダン/嘔吐、死ネタ、人外化表現)
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●キバダンで「君のいない世界なんて考えられない」をお題に描いて(書いて)ください。
ある日起きたらライバルがルリナになっていた。リザードンに聞いても首をかしげる。 ネズに尋ねても笑われる。ナックルシティのジムリーダーは先代だった。一緒に撮ったはずの写真も雑誌も俺の隣にはルリナがいた。ルリナは楽しそうに笑っている。俺も楽しそうに笑っていた。まるでそれが当たり前であるかのように。
全くもって笑えない。ルリナとはライバル兼友人で男女の中ではないようだったが、自分のスマホに何件も来るルリナのメッセージに吐き気がした。吐いても気分は晴れなかったし、状況が変わることはなかった。
仕事は辞めた。オレは彼を探すことにした。名前も容姿も分からなかったが、見ればわかるだろうと思うことにした。1番の手がかりになると思った彼の家は、リザードンが知らないせいで、たどり着くことは困難だった。なんとか偶然たどり着いたそこには知らない人が住んでいた。彼は忙しい中でもガーデニングに手を抜かない人だったけど、そのベランダには植木鉢は1つも見当たらなかった。
次に訪れたのは彼の実家だ。彼の存在を確かめたかった。結果として、彼が存在しない証明ができてしまった。足繁く訪ねるオレを不憫に思ってもはや歴史的価値がありそうな家系図まで見せてくれたけど、オレは彼を見つけることはできなかった。そもそもオレは彼の名前を覚えていない。もしかしたら気付けないだけで彼の名前があるかもしれない。そう思うと諦めきれなかった。家の人は家系図の模写を許可してくれた。
模写を手に入れてからナックルジムに向かった。もう本当にナックルジムが関係あるのか分からない。彼の記憶はどんどん薄れていくようだ。オレは今覚えていることをノートに書き記すことを決めた。ナックルジムのジムリーダーはオレの事情を知っていた。最初の方にネズやルリナに話したのが広まったらしい。彼は古い本を見せてくれた。よその地方の神話だ。
『ポケモンは皮を脱ぎ 人に戻っては眠り
またポケモンの皮をまとい 村にやって来る』
『昔は人もポケモンも おなじだった』
彼はポケモンになったのかもしれないと彼は言った。ポケモンになったから記憶が消えたのか、彼がわざと消したのかは分からないけれど。オレは探すことにした。たとえ彼がポケモンになってもオレなら一緒に居られると思った。
ある日起きたらライバルがルリナになっていた。リザードンに聞いても首をかしげる。 ネズに尋ねても笑われる。ナックルシティのジムリーダーは先代だった。一緒に撮ったはずの写真も雑誌も俺の隣にはルリナがいた。ルリナは楽しそうに笑っている。俺も楽しそうに笑っていた。まるでそれが当たり前であるかのように。
全くもって笑えない。ルリナとはライバル兼友人で男女の中ではないようだったが、自分のスマホに何件も来るルリナのメッセージに吐き気がした。吐いても気分は晴れなかったし、状況が変わることはなかった。
仕事は辞めた。オレは彼を探すことにした。名前も容姿も分からなかったが、見ればわかるだろうと思うことにした。1番の手がかりになると思った彼の家は、リザードンが知らないせいで、たどり着くことは困難だった。なんとか偶然たどり着いたそこには知らない人が住んでいた。彼は忙しい中でもガーデニングに手を抜かない人だったけど、そのベランダには植木鉢は1つも見当たらなかった。
次に訪れたのは彼の実家だ。彼の存在を確かめたかった。結果として、彼が存在しない証明ができてしまった。足繁く訪ねるオレを不憫に思ってもはや歴史的価値がありそうな家系図まで見せてくれたけど、オレは彼を見つけることはできなかった。そもそもオレは彼の名前を覚えていない。もしかしたら気付けないだけで彼の名前があるかもしれない。そう思うと諦めきれなかった。家の人は家系図の模写を許可してくれた。
模写を手に入れてからナックルジムに向かった。もう本当にナックルジムが関係あるのか分からない。彼の記憶はどんどん薄れていくようだ。オレは今覚えていることをノートに書き記すことを決めた。ナックルジムのジムリーダーはオレの事情を知っていた。最初の方にネズやルリナに話したのが広まったらしい。彼は古い本を見せてくれた。よその地方の神話だ。
『ポケモンは皮を脱ぎ 人に戻っては眠り
またポケモンの皮をまとい 村にやって来る』
『昔は人もポケモンも おなじだった』
彼はポケモンになったのかもしれないと彼は言った。ポケモンになったから記憶が消えたのか、彼がわざと消したのかは分からないけれど。オレは探すことにした。たとえ彼がポケモンになってもオレなら一緒に居られると思った。
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