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あなたの名前
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夜中目を覚ましたら、セクシーダイナマイトボディ+エロチックな金髪女性が枕元に立っていました。(by凪)
「…」
「…」
そして何故かクナイが首に当てられて居ます
私何か謙信さんに粗相でもしたのかな…?
「…えーと、カスガサン…?」
「…何故初対面の私の名前を知っている」
それはゲームをしていたからです
なんと言えるはずも無く…
「…さ」
「…」
「すけさんから」
今この人ピクって。『さ』と言った瞬間ピクって反応した
かすがはクナイをしまうと、闇の中に消えた
「な、何だったんだろ」
いきなり現われて首にクナイを当てられて、一体何がしたかったのだろう
うわー、目が覚めた。そう思って起き上がった瞬間また彼女は目の前に現われた
「やはりこの鳥は佐助の鳥か」
と籠の中を見れば、佐助から貰ったあの鳥が入っていた
確か旅に出る前に、空へ放したハズだが…
かすがは籠を凪に押し付けると再び闇に消えた
残されたのは凪と籠に入った鳥(白)
暴れるでも無く、鳥はキィと鳴いただけだった
武田の元の主人の所へと戻って欲しかったから放したのに、何故目の前にいるのか
「武田にどーして帰らなかったの?」
キィッ!
「そいつは越後に入ってからはずっとお前の頭上を飛んで居たぞ」
「ぬわぁっ!」
びっくりだ
びっくりすぎだ!!
消えては現れ消えては現れ、このかすがは一体何がしたいのか
しかし今聞き捨てならない言葉が聞こえた
「ずっと…ていうか監視していたんですか」
「…怪我、していたから手当てはしておいた。大事にしてやれ」
そう言うとかすがは再び消えた
もう出てこないよね。こうも頻繁に出てこられたら益々安心して寝れない…
確かにかすがが言った通り、鳥は足に怪我を負っていた
どこで怪我をしたのだろう、と凪は鳥をじっと見る
どこかで怪我をしたままずっと自分たちを追いかけて来たのだろうか、必死で着いてきたのか···
武田に戻ればいいと放ったのにここまでついてくるなんて思ってなかった
「ずっと、追っかけてきてくれてたんだね」
籠をつつくと、キィ、と鳥はヒト鳴きした。それが凪には、自分の言葉に鳥が答えようとしたように思えた