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凪と鬼庭が元親のいる城へ航海をしている時、成実は馬に乗り例の討伐へと動いていた
「うーあーうー」
「呻かないの成実殿」
「煩い、宗時」
討伐には成実、原田が狩り出された
愛用の槍も今回は出番がありそうだ
「伊達三傑と呼ばれる貴方だからこそ、白羽の矢がたったのでしょう?私なんて、私の意見を無視して、妻が何処から討伐の話を聞き付けたのか、政宗様に直接
“宗時様を討伐に加えて下さいまし”
と言う文を送って送りだされましたよ」
全く。と原田はため息をついた
原田は嫁に弱い
それは自分達も良く存じている
元々商家の娘で商才も有り、お淑やかな人なのだが武家に嫁いだのだからと原田の為に色々している
そんな嫁を彼はうっとうしいとは思わないし、口でそう言っていてもその行動は原田にとっては嬉しいのだ
「嫁、と言えば」
原田は前を見ながら、言った
「凪様と夫婦にならないのですか?」
「ッ!」
成実は夫婦という単語に反応し、吹き出した
顔を真っ赤にして
「なな、なるわけねーだろッ!…まだ」
「お、まだ。と言う事は、予定があるって事ですか。祝言には呼んで下さいね」
「誰がお前なんか呼ぶか!!」
「残念」
「アイツとはまだ夫婦になる気はねぇよ。じっくりとそうなる様にするさ」
そう、まだ気持ちが通じたばっかりなのだから流石にいきなりそこまでは考えられないだろう。凪も
「あー、はやく討伐終わらせて凪、抱き締めてぇなぁ」
「ははは。抱き締めるなら人気の無い所でお願いしますよ?」
「恥ずかしがるだろうからしねぇよ人前じゃ…っと来たぜ」
凪
はやく終わらせるからな!!