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「わ・・・子犬!!」

は、お使いの帰りに捨てられていた子犬を見つけた

ふわっとした子犬
周囲を見ても人は自分達以外居なかった
お供の武士二名も犬が居る木箱をのぞき見た


「捨て犬ですね」
「見れば分かります。こんな時期に可哀想に・・・」

雪が積もる季節なのにこんな所に捨てられているなんて・・・

「よし!!」
様?」


「お城でこのこ飼いましょう!!!」


「「えーーーーー!?」」


そうして城に帰ったは犬を自分の部屋に入れた
お供についていた武士二名に内緒だと約束させて

『せめて殿に許可をとってください!』

すす汚れた犬を見せてもなぁと思いせめて小綺麗にしてから政宗に見せようと思ったは部屋に入る前ぬるま湯で体を拭いてやり部屋へ連れていった
子犬はおずおずとしながらも、しばらくしたら部屋の中を走り回る
小さな体は精一杯室内を駆け巡ると、やがてのところへやってきた

抱き上げると子犬は尻尾を左右に振った

「名前決めなきゃね。あ、あとトイレの躾もしなきゃか」

楽しそうにする
犬は何かに気がついて、は降りたそうにしている犬を降ろした
すると襖が開いて犬はそちらにかけていった

「おーい、綱からおいしい菓子もら・・・・・・」

犬は成実の足元に擦り寄った
視線をから自分の足元に移すと居るはずの無い生き物が居た

「犬・・・?城に犬なんて居なかったよな」
「拾ってきたんですー!」
「拾っ・・・ハァ!?元の場所に返して来い!」
「こんな季節にあんな場所に捨てるなんて可哀想です!死んじゃいます!!」

犬を抱き寄せるとは絶対に捨てるものかと成実をにらみ付けた

「だからってほいほいと拾ってなんか来るな!!」

「ほいほいと…って此処にきて何かを拾うのは初めてなんですが。あ、ソワソワしてる…トイレかな?ダメだよー、外でしましょうね―?」

は子犬を再び抱き上げると、庭に子犬を降ろした
子犬は暫くすると用を始めた
の勘はあたっていたらしい

「元の場所に今すぐ返せ!!これが小十郎に見つかったら…」
「嫌。返しません!!なんでそこで小十郎さんが出るんですか?おいで、マメ助(仮)」
「ちょ。何その名前!あぁ待てってば!!」

はマメ助(仮)とある場所に向かって歩く
そして成実もその後を追う



が向かった所は政宗の部屋だった
襖をノックも無しに開けると刀の手入れをしている政宗がいた


「この子飼いたいんですが政宗さん」
《ワンッ!》


いきなりの事で政宗は目を大きく開いたままだったが、ゆっくりと視線を犬にやるとに視線を移した

「No」
「What is it!」
「飼いたいなら小十郎に言え。まぁ小十郎が許せば俺はいいぜ?」
「小十郎さん…?そういえば成実さんも小十郎さんがどうのこうの…」

犬を抱き上げるとは放すものかと力を強めた


「そりゃ、小十郎うるさいからなそう言うの」


いつの間にか追いついていたらしい成実が、の後ろにたっていた


「生き物は玩具じゃねぇ。犬を最期まで世話をして看取る事が出来るなら飼え…みたいな事言われたなぁ…。な?梵」
「Ah.昔な」
「俺らに飼いたいっつても無駄だぜ?小十郎の一言でこれは決まるからな」
「つまりお母さん的な存在なんですね」
「お母……は?」
「お母さんの許しがなければ飼えないって事です。因みにそう言う場合のお母さんは耳を貸さないので最強なんです」

言っている事に成実はあー…と頷いた
あの時の小十郎は確かに耳を貸さなかった。最強だった

「マメ助を飼いたいんです。絶対」

は意気込むと、部屋を出て行こうとする
しかし成実はそんなを止めた
肩を捕まれ、は振り返る
成実はニッコリと笑っていてなんだか不気味だ
(ひどい)


「俺も頼んでやるよ」
「ほ、本当ですか!!」
「ま、飼えるとはかぎらねぇけどな」

ぱぁっと嬉しそうにする
よほど嬉しいらしい

「ちっ仕方ねぇな。俺も頼んでやるよ」

政宗も刀の手入れを止めて立ち上がり、自室を出る
その後ろに成実、も続く


…あんな顔されたら協力せずにはいられないじゃないか
二人はそう思った


















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