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あなたの名前
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えっと
私は確かあのちょっと怪しげな店でBASARA2を買って
それをプレイしようかなって思った訳で
スタートボタン押した訳で
…うん
押したはず
部屋にいたはず
なのに
なのに!!
此所はどーこーでーすーかー!!!!
2ndコンタクト
スタートボタンを押した後、凪は目を疑った
…ゲームをしていた筈なのに今目の前にPS2とTVは、無い
変わりにあるのは
わかる事は
・着物を着た人
・その人は刀をあたしに向けている
・森
=ピンチ
「お前どこのもんだ」
「ふぇっ!あ、え!!」
「答えろ」
キラリと光る刃先
「答えろ!武田か!!織田か!!豊臣か!!」
は!?武田織田豊臣って…!!戦国武将じゃない!!
「どこの人でもありませんッ!あたしは日本人です~!!てゆうか此所何処ですか!」
涙目になり私は訴えた
「日本人…?此所は奥州だ」
「奥州?」
「まぁお前間者ではないな。その体系じゃできなさそうだし」
目の前の着物を着た男は刀をしまった
「何ですって!!人の言われたくない事を!!」
「服も違うし、本当何処の人間だ」
「だから日本人ですってば!」
話しが噛み合わない
今制服を着ている凪
ブレザーはわかるが何故か鞄まであった
「Hey!成実!!何処行った!」
「あ、梵だ。梵~!!こっち!!」
馬の蹄の音が聞こえ、成実と呼ばれた人の後ろから青い人が…
ん?あのビジュアルは……
「何だその女」
BASARAの伊達政宗!!
その政宗はあたしに向かって言い放った
「It shall not be a woman who plumps.」
「ぽっちゃり言うな」
私は反論した
ら、
バサラの伊達政宗(っぽい。英語話すし、何よりあの格好…。本当の戦国時代の政宗は160㎝ぐらいだったって言われてるし、これゲームの世界だよね)は目を見開いた
「お前、異国語わかるのか?」
「Yes,I do」
まぁ、取り敢えずそう言う教育を受けましたから
凪を政宗は見るとその姿を見てこの国の服では無いと感じ取った
「Where did you come?The clothes are these country ..it is...(何処から来た?その服はこの国のじゃねぇよな)」
「や…何処と言われても…Boundary(異界?だよねぇ。日本って言ってもいいけど、バサラの舞台は一応日本だけどゲームの世界だし)」
「!!異界!お前面白いな!異国語も話せるみてぇだしな!おい成実!こいつを城に連れてくぜ」
「梵!?」
「おい、お前名前は?」
「凪⋯」
政宗は馬から降りると凪を立ち上がらせる
「凪、俺の城に来い。異界の話しをしろ」
「梵!!!!聞いてるのかよ!!小十郎がなんて言うか…!」
「グダグタ言うんじゃねぇ成実!俺が決めたんだから従え」
「ぼーんー!!」
何故か近くにあったバックを持ち凪は政宗から離れる
…ゲームでやってるより美形だわ
しかし、城に来いと言ってくれるのは凪にとって有り難い
なにせいきなりゲームの世界にトリップしてしまったのでどうしようも無い
元の世界に戻る方法はわからないし、このチャンス逃してはならない!!
奥州ったら寒い所=寝床無し=凍える
そ、それだけは!!
「お世話になります!!凍えたくないんで!!!!!私の世界の事ならなんでも喋りますから!!」
ガシッ!!と力強く凪は政宗の服を掴んだ
「面白い奴。成実乗せてやれ」
え、貴方の後ろに乗せてくれないの?
成実って…
後ろを振り向くと、成実と呼ばれた人が不機嫌そうにいた
「…」
「…」
え、この人と相乗り?
え、まじで?
「ハァ…梵言い出したらきかねぇからな…おい!女、乗れ」
なんだかとても嫌そうである
「…歩きます。そんな顔してまで従わなくてもいいじゃないですか…嫌なら乗せて貰わなくて良いです。歩きますから」
と言って歩こうとした
嫌々乗せられてもストレスたまるし、乗せて貰う分際ではあるがそこまでしてもらう理由は無い
それに…絶対二人も乗ったら馬可哀相だし
歩こうとする凪
するとグイッと引っ張られた
「な、なんですか!!」
「乗れ」
「いいですー。自分であるき…ひゃ!」
「っと、乗っかったな」
成実は馬に凪を無理やり乗っけると自分も乗っかった
「舌噛むなよ」
と馬の腹を蹴り馬が走り出す
成実は凪の体制を直さずに政宗の後を追った
「い、いやぁあああ!!」
…少女の悲鳴と共に
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