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普段通りだから

フリック・ティア「「‥‥;;」


二人はすっかり、セツナの存在を忘れ、自分達の世界に入っていたのだった。勿論、そんな2人に不満たらったらなセツナは口を尖らせ、ジト目で2人を見てあからさまに傷付いてます、をアピールした。

セツナ「僕ってーーー、そーーんなに~存在感ありませんか~~~?」



フリック・ティア「「‥‥;;」」



かなり不機嫌そうなセツナにどうしたものかと悩む二人。



ティア「‥‥そ、そんな事はないよ?;」


フリック「‥そ、そうだぞ!決してお前が存在感が無いって訳じゃなく!;;」


セツナ「‥‥(怒)」


ティア「‥ふ‥‥フリック!」


フリック「‥えっ?;;」


セツナ「‥‥ヘェ~‥‥。」


フリック・ティア「「‥せ‥、セツナ‥?;;」」



セツナ「‥僕って、そんなに存在感無いんだ~(怒)ふ~ん‥‥。」




慌ててティアがフォローをいれたのに、青いお兄さんはうっかりホントにうっかりと本当の事を口走ってしまった。勿論、コレを聞いていたセツナは更に不機嫌になっていく。



セツナ「…フリック‥当分休みないから。覚悟しておいてね☆」


にっこりと微笑んだセツナに、フリックは冷や汗をかきながら『目が笑ってません!!』なんて思ってたりもする。


「‥それで?一体どうしたのさ。」



今まで事の成り行きを只見守っているだけだったルックが相変わらずの無表情っぷりで訊いてきた。

「「「「はい?;;」」」」



急にどうしたとか訊いてくるルックに、思わず間抜けな声が出てしまう人達。そんな人達にルックは目もくれず、ゆっくりティアに近付きながら『だからどうしたのさ!』とか言ってる…。いや…逆にどうした?って訊きたいんですけど……(汗)



ルック「君、僕の質問に答えてないんだけど。」



どこぞの馬鹿猿の所為で…と最後に付け足した。


勿論、これに反応してセツナは『何だとうっ!!』とか叫んだが、ルックはしっかりシカトし、未だにティアの腕にしがみついてるセツナの首根っこを掴み引っ剥がした。
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