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promise

「…少なからず、僕は誰かに誓う事はしないし、キミ以外の約束は宛にしないよ」


ルックのその言葉に、その膨らみはピクッと反応を示した。
ルックは更に続けた。


「約束を交わす事が自惚れなら、僕はそれでいいよ。だってキミと沢山約束事したいし…」


「……それってつまり……」


「好きな相手との約束は大切ってこと」



「………///」



ルックは布団越しに彼を抱き締めた。すると、その中からくぐもった声が聞こえた。ルックはその声に集中すると、それは小さくか細い声でこう告げていた。



『……僕も…ルックとの約束は大切…///』


それを聞き、ルックは微笑んだ。


「…なら今日の約束――。」


ティアは顔を布団から出し、じっとルックを見つめた。


「今日一日、僕と居るって約束して…」



翡翠の瞳がティアをじっと見つめている…。
ティアはその瞳を静かに見つめ続け、ルックの唇に自分のとを重ねた。


「…ん、約束する…」


「…ティア、愛してるよ…」

「うん…。僕も――」






ティアはルックに触れられながら、あの本の結果を出した。


結果:『結果はどうであれ、好きな人の為ならなんと言われようと関係ない』




ティアとルックはその日1日、ルックの部屋でずっと過ごしていたそうな……。






――end
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