ザ・バトルッ!!
空がすっかり、夕闇に包まれた頃――…。
もうじき、世界は静寂に包まれようとしていた。にも関わらず、今、自分の目の前にいる青い神官服に身を包み、頭の上には青く大きな帽子を被った少年が、いまだに、喋り続けている。
ササ「僕等の邪魔をする奴はいない!そう…これが、愛の力さっ!…分かるかい?」
ティア「…うん。分かるよ…」(スッゲェ、棒読み…)
ウットリと目を細め、ティアの肩を抱く。
やや飽きてきたティアは、ボンヤリと空を仰ぎ見た。
ササ「ふふ…」
ティア「?何…?」
可笑しそうに小さく笑うササライに、首を傾げた。
ササ「僕の気持ちは言葉にしようにも少し大袈裟に聞こえてしまうんだけど…。でも、全て本心なんだ。伝わるかな…」
少し不安げに笑むササライ。ティアは短い沈黙の後、ゆっくりと口を開いた――。
ティア「――うん…。大丈夫だよ。ササライの気持ち、しっかりと伝わってるよ…」
その言葉で、ササライの瞳に優しい色が加わる…。
ティア「……僕は…倖せ者なんだって何度も実感したよ」
ササ「それは僕も同じだよ。君と一緒に居られて、君にこうして逢いに来れるなんて…。倖せすぎて自慢して回りたい位だ」
ティア「…それだけは止めてね。マジで」
一瞬で冷ややかに目を細めるティアに、軽く苦笑を浮かべる。
ササ「…まあ…。アレだよね。そんだけ君一筋って事だよ」
ニッコリスマイル。
ティアはやや考える素振りを見せ、ササライに向き合う。
ティア「上手くまとめたね」
ササ「……………」
無言のササライ。
素直に喜ぶべきか、抗議するべきかちょっと悩んでみる……。
ササ「……。それは褒めてるってとっていいのかい?」
悩んでもわからない時は素直に質問。
ティア「うん。褒めてるから素直にそう受け取って。他意はないから。本当、マジで」
そうニッコリと笑うティアの輝く笑顔に、深く考える事を止めたササライは沢山のハートを飛ばして腕を広げ…、
ササ「っ!ティ~~アァッ!!vV」
ムギュッvV
ティア「うわっ」
勢い良く抱き着かれ、小さく驚くも表情は柔らかく優しげだった…。
もうじき、世界は静寂に包まれようとしていた。にも関わらず、今、自分の目の前にいる青い神官服に身を包み、頭の上には青く大きな帽子を被った少年が、いまだに、喋り続けている。
ササ「僕等の邪魔をする奴はいない!そう…これが、愛の力さっ!…分かるかい?」
ティア「…うん。分かるよ…」(スッゲェ、棒読み…)
ウットリと目を細め、ティアの肩を抱く。
やや飽きてきたティアは、ボンヤリと空を仰ぎ見た。
ササ「ふふ…」
ティア「?何…?」
可笑しそうに小さく笑うササライに、首を傾げた。
ササ「僕の気持ちは言葉にしようにも少し大袈裟に聞こえてしまうんだけど…。でも、全て本心なんだ。伝わるかな…」
少し不安げに笑むササライ。ティアは短い沈黙の後、ゆっくりと口を開いた――。
ティア「――うん…。大丈夫だよ。ササライの気持ち、しっかりと伝わってるよ…」
その言葉で、ササライの瞳に優しい色が加わる…。
ティア「……僕は…倖せ者なんだって何度も実感したよ」
ササ「それは僕も同じだよ。君と一緒に居られて、君にこうして逢いに来れるなんて…。倖せすぎて自慢して回りたい位だ」
ティア「…それだけは止めてね。マジで」
一瞬で冷ややかに目を細めるティアに、軽く苦笑を浮かべる。
ササ「…まあ…。アレだよね。そんだけ君一筋って事だよ」
ニッコリスマイル。
ティアはやや考える素振りを見せ、ササライに向き合う。
ティア「上手くまとめたね」
ササ「……………」
無言のササライ。
素直に喜ぶべきか、抗議するべきかちょっと悩んでみる……。
ササ「……。それは褒めてるってとっていいのかい?」
悩んでもわからない時は素直に質問。
ティア「うん。褒めてるから素直にそう受け取って。他意はないから。本当、マジで」
そうニッコリと笑うティアの輝く笑顔に、深く考える事を止めたササライは沢山のハートを飛ばして腕を広げ…、
ササ「っ!ティ~~アァッ!!vV」
ムギュッvV
ティア「うわっ」
勢い良く抱き着かれ、小さく驚くも表情は柔らかく優しげだった…。