爆心地の心地良さ
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初めてあいつをみたのは高校生の時だった。
学校帰りにクソ髪達にアイスを奢ることになり、雄英の近くのコンビニに入った。
適当にアイスをとり並んでレジに向かった。
今まではほかのやつのことなんか気にならなかった。どうせモブだ。
いらっしゃいませと女の声。
どうでもいい、クソブス店員。
今までもニコニコ接客していたが、ありがとうございましたと、あいつは綺麗に笑った。
どうやってクソ髪達と合流したかも覚えてないくらいあのブスのことで頭がいっぱいだった。
今まで恋愛なんて全く興味が無く、言い寄ってきた女は全て退けてきた。己に勝つためだけに努力してきた道の中でこの感情は不必要なものだと思い込んだ。
しかし、思い込んでいたのは心だけ。体はバカ正直にあのコンビニを目指している。
雄英から近いこともあってか、学校に遅くまで残る日は必ず寄るようになってしまった。
雨の日も雪の日もバレンタインもクリスマスもいつでもシフトが入ってるようで、彼氏はいないことが分かった。
3年になるとアイツは働かなくなった。
辞めたのか、受験の間だけ休んだのかは知らねぇが、突然居なくなった。
俺とアイツが毎回話す仲であればこの答えは分かるはずだが、2年間俺はアイツに声をかけれなかった。心が否定していた。
10年ぶりに会ったアイツは相変わらずブスで綺麗に笑う。
そして、少し大人っぽくなった気がする。
俺ももう子供じゃねぇし、アイツのことがどうしようもないくらい好きだっていうことが分かる。
アイツが路地裏に入って敵に襲われていたのは正直にラッキーだと思った。
クソ雑魚ヴィランは加減が出来なかったが、アイツが無事で何よりだった。
アイツは店員時代から気にしいだから罪悪感でいっぱいだろう。悪いがそこに漬け込んで飯に誘った。
アイツの顔は引きつっていたが、納得はした。
お詫びという名の食事会当日、俺のプランは食事のあとにアイツに告白する。
女は雰囲気が大事というのは昔から噂で聞いたことがあるので、俺が選んだ花と夜景をアイツに見せた。
花を渡し告白をしようと思ったがアイツの横顔が可愛すぎて言葉が出なかった。
アイツに花を渡すと少し苦い顔をして受け取った。花が嫌いなのかもしれないが、そんなことより自分がこんなに意気地無しだと言うことに少なからずショックを受けた。
家まで送り連絡先を交換し、夜に変な文が来たのは心臓に悪かったが、アイツが無事で良かった。
来週は映画館に行くと伝え忘れたが大丈夫だろう。
日曜日、待ち合わせをして、私服のアイツを初めて見た。アイツは顔はまあまあだが、スタイルはいい。正直に可愛いと思った。
道を歩いてると『爆心地』と小さい声で時々聞こえるが、威圧で歩く。俺は今大事な女と歩いてるから邪魔すんじゃねぇ。
アイツに声を掛けようと横を見ると斜め後ろにいた。強制的に横を歩かせたが、優越感でいっぱいだった。
話し掛けると笑うアイツの綺麗な顔が好きだ。
心臓が早いから少しトイレに行こうと思いアイツに金を預けた。
戻るとヒーローものが見たいと言うが、チラシを持ってるのは恋愛物の映画。
大方俺に遠慮して、別のものを選んだんだろう。俺がチラシのを見たいと言うと同じのを見たいと言った。最初っからそれでいいんだよ。
やはり恋人が多くいた。俺とアイツもそういう関係に見られてるのかと思うと少し嬉しい。
が、アイツはそうでも無さそうだ。
いつになったら意識すんだ。
アイツの狼狽えるのを見ると面白くてわざと手を当てた。
ほんとに好きだ。惚れ殺してやる。
学校帰りにクソ髪達にアイスを奢ることになり、雄英の近くのコンビニに入った。
適当にアイスをとり並んでレジに向かった。
今まではほかのやつのことなんか気にならなかった。どうせモブだ。
いらっしゃいませと女の声。
どうでもいい、クソブス店員。
今までもニコニコ接客していたが、ありがとうございましたと、あいつは綺麗に笑った。
どうやってクソ髪達と合流したかも覚えてないくらいあのブスのことで頭がいっぱいだった。
今まで恋愛なんて全く興味が無く、言い寄ってきた女は全て退けてきた。己に勝つためだけに努力してきた道の中でこの感情は不必要なものだと思い込んだ。
しかし、思い込んでいたのは心だけ。体はバカ正直にあのコンビニを目指している。
雄英から近いこともあってか、学校に遅くまで残る日は必ず寄るようになってしまった。
雨の日も雪の日もバレンタインもクリスマスもいつでもシフトが入ってるようで、彼氏はいないことが分かった。
3年になるとアイツは働かなくなった。
辞めたのか、受験の間だけ休んだのかは知らねぇが、突然居なくなった。
俺とアイツが毎回話す仲であればこの答えは分かるはずだが、2年間俺はアイツに声をかけれなかった。心が否定していた。
10年ぶりに会ったアイツは相変わらずブスで綺麗に笑う。
そして、少し大人っぽくなった気がする。
俺ももう子供じゃねぇし、アイツのことがどうしようもないくらい好きだっていうことが分かる。
アイツが路地裏に入って敵に襲われていたのは正直にラッキーだと思った。
クソ雑魚ヴィランは加減が出来なかったが、アイツが無事で何よりだった。
アイツは店員時代から気にしいだから罪悪感でいっぱいだろう。悪いがそこに漬け込んで飯に誘った。
アイツの顔は引きつっていたが、納得はした。
お詫びという名の食事会当日、俺のプランは食事のあとにアイツに告白する。
女は雰囲気が大事というのは昔から噂で聞いたことがあるので、俺が選んだ花と夜景をアイツに見せた。
花を渡し告白をしようと思ったがアイツの横顔が可愛すぎて言葉が出なかった。
アイツに花を渡すと少し苦い顔をして受け取った。花が嫌いなのかもしれないが、そんなことより自分がこんなに意気地無しだと言うことに少なからずショックを受けた。
家まで送り連絡先を交換し、夜に変な文が来たのは心臓に悪かったが、アイツが無事で良かった。
来週は映画館に行くと伝え忘れたが大丈夫だろう。
日曜日、待ち合わせをして、私服のアイツを初めて見た。アイツは顔はまあまあだが、スタイルはいい。正直に可愛いと思った。
道を歩いてると『爆心地』と小さい声で時々聞こえるが、威圧で歩く。俺は今大事な女と歩いてるから邪魔すんじゃねぇ。
アイツに声を掛けようと横を見ると斜め後ろにいた。強制的に横を歩かせたが、優越感でいっぱいだった。
話し掛けると笑うアイツの綺麗な顔が好きだ。
心臓が早いから少しトイレに行こうと思いアイツに金を預けた。
戻るとヒーローものが見たいと言うが、チラシを持ってるのは恋愛物の映画。
大方俺に遠慮して、別のものを選んだんだろう。俺がチラシのを見たいと言うと同じのを見たいと言った。最初っからそれでいいんだよ。
やはり恋人が多くいた。俺とアイツもそういう関係に見られてるのかと思うと少し嬉しい。
が、アイツはそうでも無さそうだ。
いつになったら意識すんだ。
アイツの狼狽えるのを見ると面白くてわざと手を当てた。
ほんとに好きだ。惚れ殺してやる。