金カム短編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
エノ「ヘンケが“重い”って言ってる!犬が疲れちゃう!」
鯉「谷垣一頭卒!!貴様のせいだ。雌牛のように太りよってからに!!」
あぁこのシーン見たことあるわぁ。
谷垣「ええ?」
杉「そうだな…肥えすぎだ。」
そんでそろそろ…
鯉「走って痩せろ谷垣一頭卒。」
プリンッ
どうしたらそんな可愛い音出るの?
痛そうだわやっぱ。
ソリを追うようにチーグルに乗っていた名無しは谷垣を見捨てることはできなかった。
遠くに見えるソリから転げ落ちた谷垣に手を差し出す。
「乗ってください。見失っちゃう。」
谷垣「名無し!…すまん!;;;」
と乗せたはいいものの…
チーグルの息が上がっている。
やはり重いんだわこの人。
なんとかソリチームに追いついて並走すると
みんな驚いた顔してるけど特にこの人。
鯉「ないで名無しが谷垣一頭卒と△◯◻︎?!☆!?!?」
「途中から全くわかりませんでしたすいません。」
鯉「月島ァん!!何で名無しが谷垣一頭卒と一緒にいてしかも名無しの腰を抱いているんだと言え!(耳打ち」
月「(めんどくさい)」
チカパシ「えー!!谷垣ニシパいいなぁ!!虎に乗っててカッコいいー!!!(目キラキラ」
「…チカパシ乗る?」
チ「え!いいの!?」
谷「だがもうチーグルに乗れるスペースは…!」
「あ、谷垣さんには降りて貰うので大丈夫です。」
全員が「え?」と驚き谷垣は半泣き状態だ。
何故かガッツポーズをしている鯉登少尉。
「あっと、すいません言い方悪かった。チーグルが重そうにしてたからこうしたくて。」
「「「「「?」」」」」
シャー!
と見事な滑りを披露する谷垣一頭卒が捕まっているロープの先にチーグルが。
要はチーグルにロープを回して谷垣一頭卒にはスキーをしてもらっている状態で走り出した。これならチーグルもスピードが落ちない。チカパシはチーグルの上で名無しに捕まり谷垣を応援する係に変更となった。
「さすがです谷垣さん!スキーお上手ですね!」
谷「これはとても効率がいい!ありがとう!」
「いえいえ♬…っぁっと。チカパシくん?そこ掴むのはやめてくれないかな?」
チ「名無しのおっぱいはインカラマッの次に大きいくらいだけど柔らかくて気持ちいいね!(キラキラ」
鯉「◯×△◻︎☆⁈!?!?」
月「少尉落ち着いてください。相手は子供です。」
杉「そうだぞ〜子供には優しく言い聞かせないt「ひっん!///チカパシそこは敏感だから…」チカパシ降りろゴラァ!」
鯉登を止めようとした杉本まで発狂しちゃってるからソリチームの方がなんだか大変なことになってる。
エノノカちゃん軽く引いてない?
谷「チカパシ!もうやめるんだ!」
チ「えー。だって名無しのおっぱいの先っぽなんか豆みたいなのがあるんだもんー。」
鯉杉月谷「なっ!?////」
今のチカパシの一言でボフンと赤くなる先遣隊チーム。流石の名無しもそこまで言われると恥ずかしくて言い訳したくなる。
「いやこれはですねぇ;;;////寒いからであってチカパシが触ったからでは決しt「…く」は?」
鯉登が何か呟いたが聞き取れなかった。
だが鯉登は次にデカい声で急に立ち上がる。
それによってグラつくソリに他のメンバーが文句を言っているのに全く気にしない。
鯉「おいがそちらに行く!!!!」
今にも飛び付いて来そうな鯉登を全力で止める。無理だろ馬鹿なの。今は急いで目的地に行かなきゃいけないのに何これ本気になるなよアホ。
「…;;;勘弁してください無理でs」
鯉「行くぞ!」
と構える鯉登。
「は!?危ないから辞めてください!!こっちは谷垣さん引っ張ってんだから子供しか乗れませんよ!!」
とうっとソリから飛んできた鯉登。チーグルの動きを予想して上手いこと乗ることができるように計算して飛んできた。
やばいこれ以上チーグルには乗せられない。
鯉登に密かな恋心を抱いている名無しは一瞬悩んだ。
かと思いきや。
「無理だっていってんでしょ。」
ドカッ
飛んでくる鯉登少尉に向かって蹴りをかました。
衝撃を隠せないその他。
月「鯉登少尉殿ぉー大丈夫ですかー(棒読み」
一応部下なので心配の声を投げかける月島だが皆自業自得だと思っているのでだれも引き返さなかった。
ゴロゴロゴロゴロッと勢いよく雪面に落とされた鯉登少尉は一瞬ではるか遠くだ。
「チーグルに負担が掛かるって言ってんでしょ!?このクソ眉毛が!!おめーが走ってソリを軽くしろやこのアホ!!」
名無しが普通にキレたから他は皆黙った。
言いたいことを代わりに言ってくれているし何より鯉登は今のところ何故か名無しに口で勝てない。
遠いけどきっと落ち込んでいるだろう。
あ。鯉登少尉が立ち上がった。
そして全速力で雪の上を走り出した。
その顔は怒りと落ち込みと疲れが入り混ざってよくわからない顔だ。
鯉「く、くそおおおおおお!!!」
キエエエエエエエエと叫びながら鯉登は姿勢良く全速力で走ってる。
「「「「(何だかんだ名無しの言うこと聞いている…)」」」」」
「よし!では追いつかれてまた飛び乗られないように私達も行きましょう!」
「「「「「(鬼だ…)」」」」
鯉「待てえええええええええええい!!!」
チカパシを鯉登がいたとこに戻してチーグルチームとソリチームは鯉登少尉を置いてって再びはしり出した。
その時鯉登を応援しつつも逃げるように離れる名無しの表情はただの女の子で皆思い思いに可愛いと思った。
捕まえてごらーんあははふふふのようにも見えなくもないが鯉登が虎に乗った女を追いかける構図はなかなかカオスだ。
なんだこの2人。とみな思ったそうな。
2/2ページ