カレンダー
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カラーボックスの上に置いてある、前とは違う小さなカレンダー。
日付には赤い丸が所々ついてあり
可愛い字で色んな事が書いてある。
【記念日】
【お泊まり】
【デート】
【飲み会】
手に取って、彼に差し出す。
「これ、なに?」
心はもうボロボロ。
「あ~、後輩が忘れていった」
嘘をつくのが下手すぎだ。
「何のために後輩がカレンダーを持ってきたの?」
彼はそれ以上、口を開こうとはしない。
もう限界。
下手な嘘をつかれるのも。
ただジッと彼からの連絡を待ってるだけの毎日も。
こんな彼を好きでいるのも。
居心地の悪い部屋に居るのも。
これ以上は本当に辛いだけだ。