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何ヶ月ぶりだろう?
この部屋に来たのは。
大好きだったはずの彼の部屋が何故だか居心地が悪い。
「ボーッとしてどうした?」
出されたお茶にさえ手をつけない私に、彼は不思議そうに問いかけてくる。
「何か雰囲気変わったよね」
下駄箱に綺麗に並んである、靴。
ゴミ一つない綺麗に掃除された、部屋。
綺麗に並べられた食器類。
洗濯され、綺麗に畳んである服。
おおざっぱな性格の彼。
前までは一度もしたことなんてなかった。
「そう?前と変わらないじゃん」
そう笑って、私から目を逸らす彼。
その向こう側に見たことない、あるモノを見つけた。
どう見ても彼が買うはずない。
「まや?どうしたの?」
スッと立ち上がる私を見上げて、顔を強張らせる彼。
「何か今日おかしくない?」
その言葉を無視して、ユックリとあるモノに近づいた。