あなたを忘れる日まで
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帰り道
何度も何度も、後ろを振り返った。
`ゆうとなら必ず追いかけて来てくれる'
心の中でそう呟きながら家までの道程をユックリ歩いて帰った。
結局、ゆうとは追いかけて来てくれず…
電話もメールも何もないまま、一日が終わった。
そして、翌日。
私は目を覚ますと、一番初めに携帯を手にした。
"Eメール 一件"
サブ画面に映った文字──。
「(ゆうとかな…?)」
ドキドキしながら受信メールを開く。
────────
From:ゆうと
件名:non title
────────
さよなら。
────────
その文章を見て涙がでた。
自業自得だって自分でも分かってる。
それでも、ゆうとを信じて待っていたのに。