おしおき。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「はあ…」
疲れた体を引きずるようにしてアパートに着いた深夜。
玄関の扉を閉め、真っ暗な部屋に明かりをつけた。
「わっ、ビックリした」
照明に照らされたリビングのソファーで脚を組み、ずっと動かない人物に驚いて私はその場に立ち尽くした。
「なんで居るの?」
仕事が忙しいから暫く会えないと連絡があった彼がそこには居て…
「まやこそ、何処行ってたの?」
私を振り返ることもなく淡々と告げる。
「週末は家に居るって言ってなかった?」
「何か怒ってる?」
いつもとは違うオーラを放つ彼に恐る恐る尋ねながら、冷蔵庫から水を取り出し彼の隣に腰をおろした。
「時間出来たから会いに来てみれば。俺が居ないの良いことに朝帰りですか?」
「まだそんな時間じゃ─」
「何処行ってたの?こんなオシャレまでしちゃって」
私の言葉を遮り、満面の笑顔で私を見つめる彼の目は怒りで満ちていた。
「えっと…」
「言えないとこ?」
「食事会…」
「要するに?」
「合コン…」
小声でそう口にすると彼からは笑顔が消え、甘い香水の香りとタバコの臭いが混じった上着を一瞬にして脱がされた。
「他の男の匂いなんかつけて帰ってきやがって」
力強く腕を引っ張られ、寝室に移動するとベットに身体を放り投げられた。
1/8ページ