金髪
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「うん、やっぱりこっちの方が可愛い」
美容院を出て家に着くと、彼は足の間に私を座らせて後ろから抱きしめ、元に戻した髪の毛を触りながら満面の笑みでそう口にする。
「さっきからそればっかりだよ」
クスクスと笑いながら彼を見上げると
「だって可愛いんだもん」
チュッと唇に軽く口づけされた。
「ふふっ///」
入浴後のドライヤーや傷んだ時の髪のケア。
思い返してみれば彼はいつだって私の髪を気にかけてくれてた。
自分のことのように大切に。
「たくや、色々ありがとうね」
「どういたしまして」
でも、待てよ…。
彼は私のことを好きなんじゃなくて
私の綺麗な髪が好きってこと?
そう思ってしまい、恐る恐る彼に尋ねる。
「ねぇ、もしかしてたくやは私の髪が好きなだけ?」
「まやが好きだからまやの髪も好きなの」
私をギュッと抱きしめて、彼は頭にソッとキスをしてくれた。
「良かった」
彼の手を握り微笑むと、今度は私の手にキスをする。
「まやの全部が好きだよ」
そう耳元で囁かれ、彼の顔がユックリ近いてきて唇と唇が触れ合った。