金髪
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翌日──。
会うのが待ち遠しく約束の時間よりかなり早く到着してしまった。
近くのお手洗いに入り、昨日染めたばかりの髪と買ったばかりの服をもう一度確認する。
「びっくりするかな~」
彼の驚いた顔を想像すると自然に笑みがこぼれる。
最後にメイクもしっかりと確認し、約束の場所へもう一度向かうと、そこにはすでに彼が待っていた。
「たくや、早いね」
スタスタと後ろから駆け寄り、ソッと彼の腕に手を回す。
「俺よりまやの方が絶対早く来てただろ?」
回した手をギュッと握りしめながら、笑顔で私を振り返る。
しかし、その瞬間彼の顔から突然笑顔が消えた。
「たくや?そんなに驚いた?」
私を見つめ呆然と立ち尽くす彼の姿を見て思わず笑いそうになる。
ちょっと想像してた彼とは違ったけど、中々良い反応。
「まや、その恰好…」
「暫く見ないうちに私、可愛いくなったでしょ?」
冗談混じりに笑い、お揃いの色の髪の毛を弄って、わざとらしくアピールしてみる。