金髪
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軽いキスを何度か繰り返すうちに息も出来ない程の深いキスに変わって、私は耐え切れずに彼の胸を押し距離をとった。
「はあっ///」
「やっぱ可愛い」
火照る頬を押さえながら彼を見上げると、金色の髪とはにかんだ笑顔が眩しくて、髪を戻した事に少しだけ後悔した。
「お揃いの髪で一緒に写真撮っておけば良かったな」
もう二度とない事だと思うから、せめて形に残したかった。
「お揃い?」
キョトンとして彼は首を傾げる。
「私が金髪にしたのたくやとお揃いの髪型にしたかったから」
「え、そうだったの!?全然気づかなかった」
分かってはいたものの、実際の彼の反応には苦笑いするしかなかった。
「じゃあ、今度金髪のカツラ買って一緒に写真撮ろう」
「そこまでしなくて良いよ」
「俺がしたいから付き合って」
「えぇ、めんどくさい」
「まやの意地悪~」
もうお揃いに出来ないのはちょっと残念だけど
彼が私の髪を綺麗で大好きだと言ってくれたことは、本当に嬉しい事だから
私はこれからずっと大切にしていこうと思う。
END...
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