†Time of Drop†
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「エド!アル!」
「何で…何でアクアがっ!?まさか大佐!人体練成!?」
「違うわよ!ただ、賭けに勝っただけ…」
「なんだかよく解らないけど…おかえりなさいアクア」
「ありがとう…アル」
アクアは笑う
いつだったか
アクアが別れ際に『またね』と返したのは
『また』など無いと
そこにいた皆が知っていた
それでも
何の因果か
アクアはここにいる
錬金術の掟など知らない
特異でも構わない
アクアがここにいる…
それだけが重大だ
「アクア…私をあまりほったらかさないでくれ…君を無くして気が狂いそうだったんだから…少しは私の相手をしてくれ」
アクアの肩にコートをかけて、後ろから抱きしめた
「…仕事優先…」
「私はここ一年ほど真面目だった。少しぐらいサボっても問題あるまい」
「うそ」
どうしても信用してくれないらしい
仕方ないので私は強制執行にうつった
つまり
彼女を抱き上げたのだ
「ちょ…ロイ!着いて早々サボリだなんてっ…中尉に怒られるっ!!」
「問題あるまい」
「大佐ぁ!!俺等が中尉に怒られますよ!!」
ハボックの悲鳴が聞こえるがここはあえて無視を決め込む
手の内に帰って来た小鳥を
みすみす夜まで手放す事もあるまい?
アクアを忘れるために没頭していた仕事も
またサボれそうだ
アクア
君がいるだけで
私の生活は色を取り戻す
君がいるだけで
この冬が
温かく感じるんだ
「アクア…」
君を忘れられない
「…何?ロイ・・」
その全てが私を現実に繋ぎとめる
だから
「おかえり」
君を
「…ただいま」
―・・愛している…―
END
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次ページあとがき諸々今かけることも含めて。
興味ある方だけどうぞ