とりっく おあ とりーと!
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◆四之森環
「環ー!トリックオアトリート!」
いつも俺様な環に少しでも仕返しがしたくて、私は放課後の生徒会室に飛び込んだ。
しかし……
「はっ、唯の考えは読めるんだよ。お菓子ならそこに沢山用意してある」
「やっぱ環がイベントを忘れてる訳ないかぁ」
私はソファに座り、テーブルに置かれたクッキーなどのお菓子をいただく。
「唯」
「んー?」
マシュマロを口に入れながら声がした方を見ると、環が嫌な笑みを浮かべながら言った。
「トリックオアトリート」
「…んふふふ~?」
「さては持ってないんだな?」
「言う準備はしてたけど、言われる準備はしてませんでした」
「なら悪戯されても文句は無い、よな?」
瞬間、私は環に押し倒された。
「ちょ…環、何する気」
「言っただろ、お菓子くれなきゃ悪戯するって」
環は私の首筋に顔を近付けると、噛み付くように痕を残した。
甘い痛みに酔いしれると共に、私は「髪で隠せるかな…」と明日の心配もしたのだった。
→藤吾悟史
「環ー!トリックオアトリート!」
いつも俺様な環に少しでも仕返しがしたくて、私は放課後の生徒会室に飛び込んだ。
しかし……
「はっ、唯の考えは読めるんだよ。お菓子ならそこに沢山用意してある」
「やっぱ環がイベントを忘れてる訳ないかぁ」
私はソファに座り、テーブルに置かれたクッキーなどのお菓子をいただく。
「唯」
「んー?」
マシュマロを口に入れながら声がした方を見ると、環が嫌な笑みを浮かべながら言った。
「トリックオアトリート」
「…んふふふ~?」
「さては持ってないんだな?」
「言う準備はしてたけど、言われる準備はしてませんでした」
「なら悪戯されても文句は無い、よな?」
瞬間、私は環に押し倒された。
「ちょ…環、何する気」
「言っただろ、お菓子くれなきゃ悪戯するって」
環は私の首筋に顔を近付けると、噛み付くように痕を残した。
甘い痛みに酔いしれると共に、私は「髪で隠せるかな…」と明日の心配もしたのだった。
→藤吾悟史
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