さくらひとひら
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◆環&悟史プロローグ
玄関前の掲示板にクラス表が貼ってある。
その辺りを遠目に眺めると、やはり育ちの良さを感じられる生徒ばかりだ。
人が多いから、少し時間が掛かりそうだ。
そんな事を思いながら、私も掲示板の方へ向かう。
「おい、そこの1年!」
後方から大きな声がした。
しかし私は気にせず掲示板へ向かう。
入学式があるので、あまりゆっくりはしていられない。
初日から遅刻なんて笑えないではないか。
すると、後ろから早足で近付く足音が聞こえた。
「おい、一条唯!貴様の事だ!止まりやがれ!」
そう言いながら私の前に回り込んで来たのは、派手な格好をした金髪の男と眼鏡を掛けた一見地味な印象の男。
まさかこれは、先輩による1年生イビリという奴だろうか。
それにしても、まだ自分のクラスも把握していないのにここで絡まれていては、遅刻が確定してしまう。
「すみません、入学式あるんで…」
「だから大人しく話を聞きやがれ。時間がねーんだよ」
派手な男が、指をパチンと鳴らす。
すると、どこからともなく屈強な見た目の男達が現れ、私を担いだ。
「うわッ、え!?ちょっとちょっと!降ろしてください!降ろしてくださいよ~~!」
→四之森環へ
→藤吾悟史へ
玄関前の掲示板にクラス表が貼ってある。
その辺りを遠目に眺めると、やはり育ちの良さを感じられる生徒ばかりだ。
人が多いから、少し時間が掛かりそうだ。
そんな事を思いながら、私も掲示板の方へ向かう。
「おい、そこの1年!」
後方から大きな声がした。
しかし私は気にせず掲示板へ向かう。
入学式があるので、あまりゆっくりはしていられない。
初日から遅刻なんて笑えないではないか。
すると、後ろから早足で近付く足音が聞こえた。
「おい、一条唯!貴様の事だ!止まりやがれ!」
そう言いながら私の前に回り込んで来たのは、派手な格好をした金髪の男と眼鏡を掛けた一見地味な印象の男。
まさかこれは、先輩による1年生イビリという奴だろうか。
それにしても、まだ自分のクラスも把握していないのにここで絡まれていては、遅刻が確定してしまう。
「すみません、入学式あるんで…」
「だから大人しく話を聞きやがれ。時間がねーんだよ」
派手な男が、指をパチンと鳴らす。
すると、どこからともなく屈強な見た目の男達が現れ、私を担いだ。
「うわッ、え!?ちょっとちょっと!降ろしてください!降ろしてくださいよ~~!」
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